VALSHE【君への嘘】コナン主題歌の歌詞を解説！隠された想いが切ない！それは自分への嘘でもあって…

「僕」は最後に嘘をつきます。その嘘は2行目に書かれた内容。

「君なんていなくても生きていけるんだ」と言っているのでしょう。

しかし1行目や3行目の歌詞にもあるように、これは嘘の言葉。

「僕」は本当は「君がいないとダメなんだ」と思っているのです。

しかし「君」とさよならをして、「僕」はこれからも生きていかなくてはいけません。

だからこそ自分の中にある勇気を振り絞って、自分に対して嘘をついています。

嘘に隠された「君」への想い。そして自分に嘘をつく「僕」の姿。

「君への嘘」の歌詞から、そんな切ない情景が浮かび上がってくるのではないでしょうか。

「君への嘘」の中で描かれている、自分に対して嘘をつく「僕」の姿。

悲しみの中、気丈にふるまおうとする「僕」の正直な想いに共感できる部分もあるのではないでしょうか。

「名探偵コナン」の新一や蘭の気持ちにも通じる部分があると思います。

MVに登場する手紙にもVALSHEさんの正直な想いがつづられているので、併せてチェックしてみてください。

「君への嘘」のように、嘘をテーマにした曲をいくつか紹介します。

嘘という共通のモチーフでも、アーティストによってさまざまな解釈があり、とても面白いです。

まず紹介するのはシドの「嘘」。

アニメ「鋼の錬金術師」のエンディングテーマにもなった曲です。

シドらしさの表れた歌詞やメロディーについては、こちらの記事で解説しています。

次に紹介するのはAimerさんの「誰か、海を。」という曲。

文学的な歌詞で、心の中にひそむ本音と外面の嘘を表現しています。

詳しくはこちらの記事をチェックしてみてくださいね！