曲名「Ahead Ahead」の意味とは?

この曲の題名はどのような理由で付けられたのでしょうか?

「Ahead Ahead」を訳すと「先へ先へ」という意味になります。

まるで、届かない何かを追いかけているかのよう。

早く前へ前へと進みたくて、動かずにはいられない。

そんな主人公の想いが伝わってくるような曲名だと感じます。

ニュー・シングル『Ahead Ahead』

メンバーが3人になってから初のシングル!

雨のパレード【Ahead Ahead】MVを徹底解説!ひたすら彷徨って…辿り着くのはどこだろう?の画像

雨のパレードは、2019年4月24日に新シングル「Ahead Ahead」をリリース。

2019年1月23日にベーシストの是永亮祐が脱退をしてから新体制で贈る、初のシングルとなります。

そして今回ご紹介する曲は、その表題曲となっています。

メンバー達の芸術性が新しい世界観を創りだすアートロック集団、雨のパレード

毎回、メッセージ性の強い歌詞オリジナリティに溢れるMVでファン達を虜にしています。

「Ahead Ahead」のMVはどのように仕上がっているのでしょうか。

それではさっそく、気になるMVをみていきましょう!

MVを見てみよう!

躍動感と落ち着きの両方を描いたMV

MV撮影の舞台は、誰もいない広くて長い道。

昼間と夕方、そして夜に見られる違う景色の中でストーリーは進みます。

そして、ボーカル、福永浩平さんの透き通るような綺麗な声

スーッと心に澄み渡っていくような曲

それらが身体に浸透していき、聴いている人を優しい気持ちにさせてくれます。

はたして、このMVにはどんな想いが込められているのでしょう?

MVを徹底解説!

いろいろな想いが詰まった道

MVは、福永さんがこちらを見つめて歌うところから始まります。

今まで頑張ってきた自分を思い出しながら語りかける彼。

そんな彼のまっすぐな瞳には、どこか寂しさや切なさが感じられます。

今までに感じてきた辛さや悔しさ、悲しみなどの感情を思い返しているのでしょうか。

そして淡いピンクと水色の空と、長くどこまでも続く道が映し出されます。

ここで歌われているのは「ひとつひとつに全部意味があった」という歌詞

何もないただの平凡な道に見えるけれど、彼にとっては色々な想いが詰まっている大切な道なのです。

なぜ風景がコロコロ変わるのか?

今回のMVは、昼・夕方・夜と時間帯をずらして撮影されています。

歌の途中で、頻繁に変わる風景について疑問に思った方もいるのではないでしょうか?

まず明るい景色から暗い夜道に変わるのは、Aメロが始まる時。

この時の歌詞には、「涙で濡らした僕たちの物語」とあります。

自分たちが何かに挑戦している時に経験した辛さ。

物事がなかなk思い通りにいかなくて感じたやるせなさ。

そういった感情により、ふと「涙」がこぼれる時があるのです。

また「僕たち」と綴ることで、彼は誰かと一緒に道を歩いているのだと分かります。

その道のりには、「楽しい」や「苦しい」の一言で表すことのできない感情もたくさんあるはずです。

シーンを小刻みに入れ替えることで、その全ての感情を色鮮やかに表現したMV。

そんな綺麗な風景をずっと見ていたくなってしまいますね♪

先へ先へ・・・。

ゆっくり歩いたり、落ち着いた雰囲気で歌うボーカルの福永さん。

それとは反対に、サビでは全力で走り躍動感のあるシーンも描写されています。

そんな彼の姿は、まさに「Ahead Ahead」。

「先へ先へ」とまっすぐに進む姿に心が打たれます。

どんなに辛いことがあっても、迷わずに走り続けること

そうすれば、もし失敗したとしても後悔することはない

そんなメッセージが彼の透き通るような声を通して、耳から心まで伝わってきます。