FUNKY MONKEY BABYS【おかえりなさい】歌詞の意味を解説！ファンモンと家族になれる曲？

1行目から分かるのは、「君」が「夢」に向かって旅立とうとしているということ。

「君」は私たち、つまりリスナーです。

夢は自分で叶えるものだから、1人で進んで行くしかありません。

2行目にあるように、私たちには「帰れる場所がある」と教えてくれています。

だから心配いらないよ、というメッセージです。

そしてFUNKY MONKEY BABYSそのものが、そんな場所でありたいと願っているのが分かります。

これは音楽を通して、FUNKY MONKEY BABYSが私たちに与えてくれるもの、ともいえるでしょう。

普段の生活の中でふとした瞬間の落ち込んだ表情を見逃さない鋭さが伝わってきます。

大事な人の“いつもと違う何か”に気が付かない人はまったく気が付かずにいることでしょう。

それが、その人自身への小さな抵抗だったとしたら尚更です。

皆さんにも心当たりがあるのではないでしょうか。

何だかわからないけどうまくいかなくて、行き場のない苛立ちや不貞腐れたくなる気持ち。

辛い、悲しいと言えないけれど、気づいて欲しいそんな気持ち。

これは「もっとできるはず」という、自分自身への抵抗なのではないでしょうか。

人が気付くか気づかないかぎりぎりのところで、私たちはそれを少しだけ態度や表情に出すのです。

そのちょっとの違いを、FUNKY MONKEY BABYSは見逃しません。

そんな風に、大事な人が出すぎりぎりのSOSに気が付くことができますか？

彼らは経験があるからこそ、些細だけれど重要な“いつもと違う何か”があると知っているのです。

ここでは、頼って欲しいと思っている気持ちが伝わってきます。

「君」を見守って支える一方で、主人公もまた「君」を必要としているのが分かります。

そして3行目から分かるのは、突然主人公の前からいなくなった「君」だったということ。

どんな離れ方で、そもそも2人はどんな関係だったのかというのはこれまで言及されていませんでした。

しかし3行目と4行目から、付き合っていた恋人同士だったのではないかと推測されます。

きっとFUNKY MONKEY BABYSは、2つの意味を【おかえりなさい】に込めたのではないでしょうか。

1つは、冒頭から解釈してるFUNKY MONKEY BABYSから私たちに向けた意味。

そしてもう1つはこの歌詞の主人公から「君」に向けた意味です。

FUNKY MONKEY BABYSも、主人公も、あくまで裏方に徹します。

陰から支える存在として、リスナーや「君」の意思を尊重するのです。

まだいけると思えば頑張ればいい。

でもその裏には、2行目から4行目のような彼らの意思と想いがあることを忘れてはいけません。

彼らの存在に大いに頼り、私たちは前に進んでいいのです。

帰れる場所がある、それだけで勇気が出てくることでしょう。

私たちは決して1人ではないのです。

そして「おかえりなさい」は家族に言う言葉だと前述しました。

その意味は、本物の家族でなくても、大切な人を想う気持ちは家族のように強く暖かだなのだと思います。

そう意味では、ファンモンはリスナーやファンのことを家族のように思ってくれているのかもしれませんね。

いかがでしたでしょうか。

ここまでFUNKY MONKEY BABYSの【おかえりなさい】をご紹介してきました。

長い人生の中で幾度となく力がなくなってしまう時、ぜひこの楽曲を思い出してください。

私たちには「帰る場所があるし、1人じゃない」。

そう思えるだけできっと前向きに物事に取り組めるはずです。

楽観的になる必要はありませんが、いざとなったら戻ってもいいと少し力を抜けるのではないでしょうか。

背中を教えてくれる応援ソングとは少し違ったメッセージを読み取ることができました。

ここまで読んでくださりありがとうございました！

最後にFUNKY MONKEY BABYSのお勧め楽曲記事を紹介して終わりにします。

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