FUNKY MONKEY BABYSの『あとひとつ』ってどんな曲??

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14枚目!

「あとひとつ」は2010年8月4日に発売されたFUNKY MONKEY BABYS(ファンモン)14枚目のシングル曲です。

オリコンチャート8位を獲得した楽曲。それから『あとひとつ』は第92回夏の高校野球の応援ソングに採用されました。
それに加えてABCテレビの「熱闘甲子園」テーマソングや日本テレビ系列の『ズームイン!!SUPER』でもテーマ曲として抜擢されました。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%82%E3%81%A8%E3%81%B2%E3%81%A8%E3%81%A4

「いつ聴いても本当に勇気の出る曲!!」とファンの間でも人気の高い曲です。温かいメッセージで心が前向きになる曲ですね。

ポジティブな歌詞とタイトル『あとひとつ』が抜擢の理由ですね。

『あとひとつ』とは野球でいうところの「アウトあとひとつ」です。あと一つのアウトを取れば勝利が決まる瞬間です。

「もうひとつアウトを取れば勝ち」という激しい緊張感のある場面を表現しています。

高校球児たちの運命が『あとひとつ』で決まりますから。これだけいくつもの番組に採用されるとは名曲の証ですよね。それでは『あとひとつ』の世界を見ていきましょう。

FUNKY MONKEY BABYSの歌詞の意味をチェック!

深掘り!

あと一粒の涙で ひと言の勇気で 願いがかなう その時が来るって
僕は信じてるから 君もあきらめないでいて
何度でも この両手を あの空へ

あの日もこんな夏だった 砂まじりの風が吹いてた
グランドの真上の空 夕日がまぶしくて
どこまで頑張ればいいんだ ぎゅっと唇を噛みしめた
そんな時 同じ目をした 君に出会ったんだ

出典: あとひとつ/作詞:FUNKY MONKEY BABYS/川村結花 作曲:FUNKY MONKEY BABYS/川村結花

サビから曲が始まります。

あとほんの少しで頑張ればいいのにきらめてしまうことってありますよね。

そんなときには『あとひとつ』が背中を押してくれます。

僕も信じているから君もあきらめないでいて!という言葉に勇気づけられます。

頑張っているのは自分だけではないという事実だけで頑張る気力が出てきますよね。

そう 簡単じゃないからこそ 夢はこんなに輝くんだと
そう あの日の君の言葉 今でも胸に抱きしめてるよ

あと一粒の涙で ひと言の勇気で 願いがかなう その時が来るって
僕は信じてるから 君もあきらめないでいて
何度でも この両手を あの空へ のばして あの空へ

出典: あとひとつ/作詞:FUNKY MONKEY BABYS/川村結花 作曲:FUNKY MONKEY BABYS/川村結花

簡単な夢は夢ではありません。簡単に達成できないからこそ達成した時の満足感があるのです。

なかなか叶わない夢だからこそ、そこに価値があります。

「一粒の涙」とは努力の証でしょうか。悔し涙、苦しい涙を流した分だけ夢には近づきます。

一生懸命に頑張れなければ悔し涙は出ません。適当にしていたら悔しくともなんともありませんからね。

「ひと言の勇気」とはなんでしょうか。このひと言とは『あとひとつ』ではないでしょうか。

『あとひとつ』ということで自分を奮い立たせて前進させます。疲れ切ってもうダメでもとりあえず『あとひとつ』と言ってみる。

次の力が湧いてくるのではないでしょうか。

諦めたくなったときには『あとひとつ』と言うことで、自分を客観視できる効果もあるのでさらに頑張ることができるのではないでしょうか?

いつもどうしても素直になれずに 自信なんてまるで持てずに
校舎の裏側 人目を気にして歩いてた
誰かとぶつかりあうことを 心のどこかで遠ざけた
それは本当の自分を 見せるのが怖いだけだったんだと

教えてくれたのは 君と過ごした今日までの日々
そう 初めて口に出来た 泣きたいくらいの本当の夢を

出典: あとひとつ/作詞:FUNKY MONKEY BABYS/川村結花 作曲:FUNKY MONKEY BABYS/川村結花

プライドや恥ずかしさなどで人間は素直になかなかなれません。

特に日本人は人目を気にするのでプレッシャーを感じてしまいます。

本当の自分を見せたら何といわれるか怖いからです。個性を認めない同調圧力がかかる日本では自分をさらけ出すことはリスクがあるのですね。

ぶつかり合うことに対しての耐性がないのです。なあなあで意見をまとめてきた日本では尖った意見は潰されるのです。

そうなると誰も意見を言わなくなりますし、意見を言ったとしても誰からも反対の起きないつまらない意見しか出ません。

しかし、自分の道を進むにはどうしても周りとぶつかり合う必要があります。革新的な意見は絶対に奇異の目で見られます。

でも、革新的な意見でしか新しい世界は開けないのも事実。誰もが賛成するようなありふれた意見で未来は変えることはできないのです。

そんな平凡な意見で未来が変わったら苦労はいりません。

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あとひとつの坂道を ひとつだけの夜を 越えられたなら 笑える日がくるって
今日も信じてるから 君もあきらめないでいて
何度でも この両手を あの空へ

あつくなっても無駄なんて言葉 聞き飽きたよ もしもそうだとしても
抑えきれないこの気持ちを 希望と呼ぶなら
いったい 誰が止められると言うのだろう

出典: あとひとつ/作詞:FUNKY MONKEY BABYS/川村結花 作曲:FUNKY MONKEY BABYS/川村結花

「あとひとつの坂や夜を超えれば笑える日が来る!」と歌っています。

大きな目標を達成するには1日や2日では到底無理です。計画を立てて進んでいかなければなりません。

毎日毎日が前進しているかどうか不安になる日々です。しかしここで諦めたら終わり。

遠い目標を思い浮かべるよりも、毎日の目標を思い浮かべてそれを乗り越えていくほうが動きやすいです。

つまり、毎日の小さな目標を淡々とこなしていったらいつの間にか大きな目標に到達していた!というのが理想です。

このやり方なら、大きな目標に押しつぶされなくてすみます。

このようなことをここでは歌っているのではないでしょうか。

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何度でもあの空へ

あと一粒の涙が ひと言の勇気が 明日を変えるその時を見たんだ
なくしかけた光 君が思い出させてくれた
あの日の景色 忘れない

あと一粒の涙で ひと言の勇気で 願いがかなう その時が来るって
僕は信じてるから 君もあきらめないでいて
何度でも この両手を あの空へ のばして あの空へ

出典: あとひとつ/作詞:FUNKY MONKEY BABYS/川村結花 作曲:FUNKY MONKEY BABYS/川村結花