『悲しみなんて笑い飛ばせ』 FUNKY MONKEY BABYSの集大成！？歌詞の意味が…

「悲しみなんて笑い飛ばせ」は、2011年12月21日にリリースされたアルバム「ファンキーモンキーベイビーズ4」の10曲目に収録されています。

FUNKEY MONKEY BABYSらしい、背中をどーんと押してくれる疾走感あふれる熱いナンバー。BABYS（FUNKEY MONKEY BABYSのファン）にとっては、この曲を聴くだけで涙腺がウルっと来てしまう人もいるのではないでしょうか。

この楽曲は、日産自動車「セレナ」のCMソングも担当しました。

初回限定盤と通常盤の2種類がリリースされており、初回限定盤には「大切」「あとひとつ」「ランウェイ☆ビート」などシングル曲のMV6曲と、「3rd Japan Tour いちょうの国から2010～帰郷～」のツアーファイナルダイジェスト映像が収録されたDVDが入っています。

FUNKEY MONKEY BABYSのMVでは成海璃子を筆頭に、田中将大・桜庭ななみ・瀬戸康史・松岡修造などなど豪華出演者も見どころです。

「ファンキーモンキーベイビーズ4」は、週間ランキング1位はもちろんのこと、2011年12月度月間5位、2012年度年間20位を獲得し、46回もオリコンランキングに登場するほどロングヒットとなった作品です。

どの曲を聴いてもとにかくポジティブな気持ちにさせてくれるものばかりです。

そして「悲しみなんて笑い飛ばせ」は、2013年3月27日にリリースしたラストアルバム「ファンキーモンキーベイビーズLAST BEST」にも収録されています。

FUNKEY MONKEY BABYSの集大成ともいえるアルバムで、ありがとうの意味を込めて”39（サンキュー）曲”も収録されています。

Disc1は公式ファンクラブ”猿学”でのアンケートなどからファンのおすすめが選出された「ファンBEST」。

Disc2には、メンバー3人が選んだ「メンバーBEST」、そしてDisc3には歴代シングル曲「シングルBEST」が収録されています。

「悲しみなんて笑い飛ばせ」は、その中で「ファンBEST」の5曲目に収録されており、「ファンBEST」で唯一のアルバム曲となります。

この曲がどれだけ愛されているかが分かりますね。

ライブではタオルをブンブンとまわしながら、メンバーとファンが一体になれる「悲しみなんて笑い飛ばせ」。

FUNKEY MONKEY BABYSの集大成と言われるのは、FUNKEY MONKEY BABYSの解散ライブ「お前たちとの道 FINAL～in 東京ドーム」のラストを飾った楽曲だからなんです。

FUNKEY MONKEY BABYSのメンバーがライブの最後に、「悲しいだけの卒業式じゃなくて、新しい未来への入学式」と語った言葉にぴったりの前を向いて歩いていく決意が見える楽曲になっています。

喜怒哀楽の”喜”を追求し続けた10年間のラストを飾ったこの曲は、今後もファンの心に響き続けるでしょう。

物事には正攻法がありますよね。でも、それだけじゃうまくいかない時があります。

小さい頃から教えられてきたことを守るなら、高い壁が出てきた時にただただ「頑張って」「努力して」「気合で」登るということしか考えられなくなりますが、他にも選択肢はあるんだよと歌っているのがこの曲です。

もし目の前に高い壁があるなら、壁を壊してしまえばいい。下を掘ってもいいし、横に回り込んだっていい。その先に行くのが目的なら、やり方はいくつもあるんだと歌います。

もし、「登る」という行為が失敗だったとしても、それは「壁を越えられない」ということじゃない。「ほかのやり方を考える時がきた」というだけなのだからと、失敗してもかまわないと勇気をくれる歌詞ですね。