「俺が農家だ」。「どうだ!参ったか!文句あっか!」と言わんばかりの開き直り。
それをことさら強調するでもなく、流れの中で自然に言えるところがカッコいい。「サイタマノラッパー」のSHO-GUNGにはなかった趣味のよさです。
SUSHIBOYSは農業の未来を憂う
SUSHIBOYSの危機感は相当なものです。日本の農業と埼玉の農業を本気で愛しているのでしょう。ぼくは農家ではありませんが、志は彼らと同じ。歳は違うけど共感しますね。
しかしこうして一介の農家の若いヤツでも、Youtubeからメッセージを発信できるようになったんですねー。プロに認められればデビューもできる。いい時代になったものです。
あらためてメンバー紹介
SUSHIBOYS(すしぼーいず)
日本のヒップホップグループ埼玉県出身。
ファームハウス、エビデンス、サンテナの3MC0DJ構成のグループ。
出典: http://sushiboys.jp/biography
なるほど。それはわかりました。けどそのあとがおもしろい。
結成前は3人が同じコンビニエンスストアで働いていた。店員だったファームハウスが廃棄になった鉄火巻きをほおばるサンテナとエビデンスを見てクルー結成を決意。
出典: http://sushiboys.jp/biography
マジかネタかはともかくも、コンビニの廃棄寿司が取り持つ縁。なんて素敵なエピソードかしら!
「ゲートボーラー」のMVはこちら!
さて、そんな熱い友情で結ばれたSUSHIBOYSが、4月25日に1stミニアルバム「WASABI」をリリースしました!パチパチパチ~!
北野武の「HANA-BI」と間違えそうな「WASABI」は6曲収録。話題曲「ゲートボーラー」はその3曲目。
いいですねー!らしさ全開!ぼくは好きだな―。こういうお遊び。
曲名は「ゲートボーラー」でMVの表記は「GET BALLER」。発音は「GET BALLER」のほうがしっくりきますね。
そして3人そろっておじいちゃん姿でゲートボール!老け顔は特殊メイクで作りこむ念の入れよう。メイクの完成度はお粗末だけどそこがいい。
あとそのへんのおじいちゃんが、「twitterのファボをcheckする」とは思えないので、これは3人の老後の未来予想図ですかね?
ロケ地はいつもの彼らの地元、埼玉県は越生町(おごせまち)。共演は「越生の仲間」って、モノホンのじーさんばーさんじゃねーか!