「SUSHIBOYS」の「アヒルボート」が面白い!
「アヒルボート」でヒップホップ
ユニークな歌詞で話題になっているヒップホップグループの「SUSHIBOYS」。
2018年夏、彼らが発表した楽曲が面白いということで調べてみることにしました。
その名も「アヒルボート」。
一体どういう曲なのでしょうか。
彼らにとって「アヒルボート」とは
「Spincoaster」というサイトで、彼らはこの曲に関してインタビューを受けていました。
リーダーであるファームハウスさんが住む街の隣街に大きな湖があるそうです。
ある日、そこにアヒルボートが一台だけ置いてありました。
彼はそのアヒルボートと自分たちの境遇を重ねて曲にしようと思い立ったようです。
湖を「社会」と見立てて、そこをぐるぐる周る「アヒルボート」。
彼はその退屈な日々を打ち壊そうとするストーリーを思いついたそうです。
確かにアヒルボートってどこか哀愁が漂っていますよね。
しかしそれを曲にする想像力はさすが「SUSHIBOYS」です。
「アヒルボート」収録アルバムは?
「WASABI」に収録
今回紹介する「アヒルボート」。
この曲はアルバム「WASABI」に収録されています。
さすが『「SUSHI」BOYS』といったネーミングですね。
ちなみに一つ前のアルバムは「NIGIRI」という名前でした。
「WASABI」は2018年4月に発売されました。
ジャケットからアヒルボートですね。
ここからも彼らのアヒルボート愛が伝わってきます。
他にも楽しい曲が満載
「WASABI」には「アヒルボート」以外にもユニークな曲が収録されています。
私のオススメ曲は「ゲートボーラー」と「ママチャリ」です。
「ゲートボーラー」はゲートボールに熱い思いをぶつける高齢者たちの曲です。
老人の姿に扮するメンバーと実際の高齢者が共演するMVにも注目です。
「ママチャリ」はシリアスな曲調の曲です。
しかし歌詞はママチャリへの愛が延々と続きます。
韻の踏み方、リズムともに個人的にお気に入りな一曲です。
MVも面白い!
サムネイルから大分おかしな気配が感じられますね。
実際に観てみると、アヒルボートが絶え間なく映し出されます。
通常の湖にいるアヒルボート。
車に括り付けられている浮き輪型アヒルボート。
溪谷に連れてこられた浮き輪型アヒルボート。
ライブ中に観客の上を舞う浮き輪型アヒルボート。
ここまでアヒルボートを観続けたことが今まであったでしょうか。
しかし不思議とアヒルボートに乗りたくなってしまいます。
これも彼らのアヒルボートへの愛がそうさせるのでしょうか。
「アヒルボート」でどこまでも
それでは歌詞の考察に入りましょう。