『不思議の国のアリス』とは?
アリスの面目躍如
皆さんは『不思議の国のアリス』という小説をご存知でしょうか?
幼少期に母親から読み聞かせしてもらった方もいらっしゃるかと思います。
『不思議の国のアリス』はイギリスの小説家であるルイス・キャロルが1865年に発表したファンタジー小説。
主人公は少女アリス。
アリスが日常に潜むさまざまなファンタジーを追い求め、冒険していく話です。
"白ウサギ"や"ハンプティ・ダンプティ"など、魅力のあるキャラクターが登場。
アリスは人間ですが、ほかの登場人物はほとんど動物です。
動物たちがアリスにゲームを挑んだり、お茶会を開いたり、現実世界ではありえない光景が描かれます。
そのほかに、文章の修辞技法も素晴らしいです。
ナンセンス(とりたてて意味のない言葉)やパロディ(有名なオブジェクトやセリフを風刺すること)。
言葉遊びやカリグラム(テキストを図像化するテクニック)。
児童文学のカテゴリーに収まりきらない、全人類の至宝だと思います。
『不思議の国のアリス』の魅力を語ろうとしたらそれこそ誌面がなくなってしまうくらい、魅力に富んています。
"アリス"は実在した?
キャロルの知人の娘アリス・リデルがそのモデル
主人公のアリスは現実に起こりえないできごとを体験しても、まったく物怖じしません。
それどころか興味津々で、奇々怪々なハプニングを楽しんでいます。
一般的に女の子は、この小説のようなできごとが起こったら怯えてしまうと思います。
アリスは勇敢で好奇心あふれるキャラクターですね。
さて、このアリスにはモデルがいたのでしょうか?
キャロルが知人の少女アリス・リデルのために即興でつくって聞かせた物語がもとになっており、キャロルはこの物語を手書きの本にして彼女にプレゼントする傍ら、知人たちの好評に後押しされて出版に踏み切った。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/不思議の国のアリス
アリスは実在していたんですね~。
ルイス・キャロルの知人の娘であるアリス・リデルという少女。
その少女に贈った物語が『不思議の国のアリス』の原型なんですね。
彼女の父親は有名な辞書編纂者。
アリスの知的好奇心が高いのもうなずけます。
『爱丽丝(アリス)』を聴いてみよう♪
オリジナルはダンサブルなナンバー
いかがでしょうか?
この方はアコースティックギターを前面に押し出した音作りをしています。
どちらかというとオリジナルはエレキギターとシンセサイザーが前面に出ているサウンド。
曲のテンポはだいたい同じくらいでしょうか?
歌詞はこれから紹介しますが、音数が多く歌いこなすのには時間がかかりそうですね...。
メロディーはコミカルでいて哀愁があふれています。