パッと見ると、仲が冷え切ってしまったカップルの日常を描いているように思えます。
交際したての頃はあんなに楽しく満たされた日々だったのに、今はお互いにすれ違い、心が少しずつ離れていく。
傷ついてしまった関係、そして思い出を修復したいと考えていても何も出来ず、ただ彼女の部屋の前に立ちすくんでしまうだけ。
一回目のサビ
また雨の中 立っているのかい
冷えた脚をぼくの手に乗せ
ぼんやりとした答えを見つけ
そいつの墓をぼくらで掘ろう
出典: ページ/作詞:尾崎雄貴 作曲:尾崎雄貴
心にぽっかりと穴が空いてしまったような、空虚な日々。
一緒に過ごしていようが、かつての幸せな時とは違った充足感の無い冷え切った時間を共に過ごすだけ…。
“雨の中立っている”。ここの歌詞からは、そんな二人の寂しさや虚しさといった負の感情が伝わってくるように思えました。
君の隣 ベッドの端 いやせぬ箇所
そばにいながらも 心は抜け出ていた
ずぶ濡れになったあの日の夜
それと同じ いまは更に酷い
凍えきっているよ
出典: ページ/作詞:尾崎雄貴 作曲:尾崎雄貴
ベッドで隣に並んで座っても、心の距離は遠く離れてしまっていて、会話にすら冷たいスキマ風が入り込んでいるようだ。
たとえ心の奥底では、また笑い合えるような光景を望んでいたとしても、既に手遅れなのかもしれない。
そんな風に思っていても、関係を繋ぎ止めるかのように寄り添う二人。
二回目のサビ(ラスト)
また雨の中 立っているのかい
あなたの手を僕の手にのせ
恍惚とした答えを抱いて
あなたと墓に横たえるんだ
出典: ページ/作詞:尾崎雄貴 作曲:尾崎雄貴
肌と肌が触れ合っても、もはや死人のように温もりを感じない。
それでもどこかで、また愛し愛されるような日々に戻れることを、相手がそう望んでくれることを期待しているんだ。
でも今は、ただ二人横たわって同じ風景を眺めていよう。
今までの流れを汲んでみると、“終焉と再起”というのがこの楽曲のテーマのように思えてきました。
ガリレオとしての活動に終止符を打つ悲しみを味わい、そして新たにBBHFとして再始動したボーカル尾崎を含めたメンバー達。
「ページ」そのものが、彼らの“まだまだ音楽を続けていきたいんだ”という強い意思の表れではないでしょうか。
今後のライブ・ツアーは?
今年の7月に北海道いわみざわ公園にて開催される「JOIN ALIVE 2018」に、BBHFも出演が決定しました!
また9月からは、全国10箇所を回るBBHF初のワンマンツアー「Bird Bear Hare and Fish TOUR 2018 "MOON BOOTS"」も公演するので見逃し厳禁です!
Tour|Bird Bear Hare and Fish Official Website
Bird Bear Hare and Fishのツアー情報。
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