THE ORAL CIGARETTES【ワガママで誤魔化さないで】MV考察！「リヴィジョンズ」OP曲

4ピースバンドのオーラルことTHE ORAL CIGARETTES（ジ・オーラル・シガレッツ）。

「ワガママで誤魔化さないで」は2019年1月8日配信リリースの楽曲です。

MVは2018年12月23日公開。横にスクロールされるかのように14のシーンが描かれています。

なかでもバズっているのが、ヤマタクこと山中拓也さんのダンスシーン。

オーラルのヤマタクは揺れるレベルではなく、本格的に踊れる……スペック高すぎ！と話題です。

その他のシーンも見どころ満載！そんな「ワガママで誤魔化さないで」のMVを深掘りします。

さらに「ワガママで誤魔化さないで」は「revisions リヴィジョンズ」の主題歌になっています。

2019年1月スタートのテレビアニメ。そのオープニングテーマです。

楽曲やMVを理解するために、どのようなアニメなのか？についても軽く触れておきましょう。

「コードギアス 反逆のルルーシュ」などの谷口悟朗監督作。

300年以上先の未来へ、渋谷の中心部が跳ぶという時空災害「渋谷転送」が起こります。

そこに登場するのが未来人「リヴィジョンズ」。立ち向かうのは高校生の堂嶋大介たち……です。

青春（ジュブナイル）×災害（パニック）×群像劇（アンサンブル）、楽しみですね。

「revisions リヴィジョンズ」で描かれる葛藤や欲望が「ワガママで誤魔化さないで」にも反映。

どのように影響し合っているのかも含めて、14シーンあるMVをじっくり見ていきましょう。

「ワガママで誤魔化さないで」のMV冒頭は、壁も天井も床も白い部屋です。

ギターの鈴木重伸さん、ドラムの中西雅哉さん、ベースのあきらかにあきらさんがスタンバイ。

そこへタンバリンを右手に携えたボーカルのヤマタクが入ってきます。

ひと言目の「クラクション」からしてインパクト大！裏返る声が美しい、というだけでなく……。

車のクラクションは接近を知らせるための警告音。これ以上近づくとぶつかる！危険なわけです。

さらに破壊を意味する「ディストラクション」など、命の安全にかかわる言葉も続々登場。

アニメ「revisions リヴィジョンズ」の時空災害「渋谷転送」、パニック状態を連想させます。

コーラスとともに左へスクロール。2番目のシーンは暗い部屋です。ナイトクラブでしょうか。

天井にはシャンデリア。女性たちに囲まれるように、ヤマタクがソファの中央に座っています。

そのヤマタクの部分だけ白黒映像になり、歌ったり、お酒を飲んで笑ったりしている模様。

暗い闇が描かれている点は、アニメ「リヴィジョンズ」の世界観と共通するでしょう。

しかし男女の恋愛をイメージさせる歌詞は「ワガママで誤魔化さないで」ならではの世界観。

そう解釈できそうです。アニメに着想を得つつ、独自の歌物語が展開されていると考えられます。