THEE MICHELLE GUN ELEPHANT

【世界の終わり/THEE MICHELLE GUN ELEPHANT】名曲の歌詞の意味を知りたい!!の画像

THEE MICHELLE GUN ELEPHANT(ミッシェル・ガン・エレファント)は、日本のロックバンド。1991年結成。2003年解散。主な略称は、ミッシェル、TMGE。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/THEE_MICHELLE_GUN_ELEPHANT

以上がTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTのプロフィールです。僕もここからは呼びなれたミッシェルという表記で書かせてもらいます。

彼らは僕のようなバンドキッズにとって最強にかっこいい存在でした。こうやって書くとすごく頭が悪そうに見えるんですが、そうとしか言えません。

渋すぎるシンプルさ

2000年代、2010年代を通過した今の僕らから見て、特に際立つのはそのシンプルさです。

1つか2つの印象的なリフ(=繰り返されるメロディ)とシンプルなコードだけで曲が成り立っています。

それはきっと彼らのルーツが60年代や70年代のガレージロックにあるからだと思います。

最近はベースドラムのリズムが違ったり、ギターが凄まじくテクニカルなリフを弾いていたりするのが普通になってきました。

耳が無意識のうちに小洒落たカッティングを期待する、シティポップ全盛の2018年。

その時代を生きる僕らから見てもかっこいい

これはすごいことだと思います。普遍的なかっこよさはここにある。

バンド名の読み方

彼らのバンド名の読み方についてはWikipediaさんも自信なさげで…

「THEE」はイギリスのバンド、ヘッドコーツ(Thee Headcoats)から拝借したもの。「THEE」については曖昧であり、「ジ」と発音したりしなかったり、「ジ」が表記されていたりされていなかったり、「ザ・ミッシェル・ガン・エレファント」と間違われたり、メンバー自身も「ザ・ミッシェル・ガン・エレファント」と名乗ることもあった(1998年のフジロックフェスティバルなど)。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/THEE_MICHELLE_GUN_ELEPHANT

このようにふわっとしております。僕は読まないものと思い込んでいたのですが、案外誰もわかってないということなんでしょうか。

とりあえず「ザ」は間違いで1998年のフジロックは自虐ネタだと思うんですけどね。

「世界の終わり」

彼らが1996年にリリースしたデビューシングル「世界の終わり」。彼らのアンコールの定番曲となりました。

そして彼らが最初に紡いだ音は、ラストライブの最後の曲として演奏されたのです。

MVについて

皮肉の効いたMVです。

熱く歌うボーカル・チバユウスケは、謎のスーツ姿の男たちに双眼鏡で眺められています。

そしていつしかフレーズを口ずさむ男たちですが、彼らの目がチバユウスケを肉眼で捉えることはありません。

すぐ近くにいても、彼らにとってロックバンドは遠くの存在でしかなく、本当の意味でそばにいる存在にはなりえないのです。

虚無感あふれる「世界の終わり」の歌詞

君と僕の物語

悪いのは全部 君だと思ってた
くるっているのは あんたなんだって
つぶやかれても ぼんやりと空を
眺めまわしては 聞こえてないふり

出典: 世界の終わり/作詞:チバユウスケ 作曲:ミッシェル・ガン・エレファント

ここに描かれているのは「君」から狂っていると言われる男の昔話。

冒頭のフレーズ「悪いのは全部 君だと思ってた」で唐突に過去の話が始まり、僕たちはその世界に引きずり込まれます