マイラバ最大のヒット曲「Hello,Again~昔からある場所~」
マイラバことMy Little Loverはデビュー当時、アルファベット大文字で「MY LITTLE LOVER」と書くのが正式名称でした。
現在はボーカルのakkoさんのソロプロジェクトとして活動しているマイラバですが、当時はギターの藤井健二さんと2人で活動していたバンドだったんです。
そんなマイラバ史上もっともセールスを伸ばした曲が、今回ご紹介する「Hello,Again~昔からある場所~」です。
マイラバ史上最大のヒットとなった曲
「Hello,Again~昔からある場所~」はMy Little Loverの3rdシングルです。
リリースは1995年8月。前作「白いカイト」のリリースから約1ヶ月後というハイペースでの発売となりました。
オリコン週間ランキングでは初登場で2位、4週目にはランキング1位を獲得。180万枚以上のセールスを記録しています。
「Hello,Again~昔からある場所~」の大ヒットを受け、デビュー曲「Man & Woman/My Painting」や2ndシングル「白いカイト」も相乗効果的に売り上げを伸ばすことができたんですよ。
「Hello,Again~昔からある場所~」収録CD情報
「Hello,Again~昔からある場所~」は下記のアルバムにも収録されています。
「Hello,Again~昔からある場所~」の動画をチェック

こちらの動画は2011年に行われたap Bank fes ’11のライブ映像です。
2006年からボーカルakkoさんのソロプロジェクトとして活動をしているMy Little Loverは、2008年から不定期でap Bank fesに出演しています。
バックコーラスをMr.Childrenの桜井和寿さんが行っているのが新鮮ですね!

こちらは「Hello,Again~昔からある場所~」発売当時と思われるテレビ映像です。
今は見ることのできないakkoさんと藤井健二さん2名体制でのマイラバを見ることができます。
「Hello,Again~昔からある場所~」歌詞を解釈
作詞・KATE、作曲・小林武史による「Hello,Again~昔からある場所~」ですが、作詞者の"KATE"とは小林武史さんのことであるというのは有名な話。
今なお歌い継がれる「Hello,Again~昔からある場所~」の歌詞は、どのような意味を持っているのでしょうか?
後悔と罪悪感を感じる
いつも君と 待ち続けた季節は
何も言わず 通り過ぎた
雨はこの街に 降り注ぐ
少しのリグレットと罪を 包み込んで
出典: Hello,Again~昔からある場所~/作詞:TAKESHI KOBAYASHI 作曲:KENJI FUJII/TAKESHI KOBAYASHI
「Hello,Again~昔からある場所~」は、自分の夢を追うため、故郷の恋人と離れることを選んだ<僕>の心情を歌った歌だと私は感じています。
故郷で<君>と<待ち続け>、毎年迎えていた季節とは"春"のことでしょうか。故郷を離れた今、春はその訪れを<僕に>感じさせることなく<通り過ぎ>てしまいました。
そして、訪れるのは"梅雨"の季節です。
歌詞にある<リグレット>とは「後悔」という意味。
<少しのリグレットと罪>は<君>の元を去った<僕>の選択に対する後悔と罪悪感なのかもしれません。