【私の夜明け/SHISHAMO】宮崎朝子が○○とした表情に…？林響太朗とタッグを組んだMVはこちら！

MVは宮崎朝子さんのみが参加しており、ワンカットで撮影されています。

ほとんど動きがないのですが、何か悩んでいるようなニュアンスを感じました。辛い表情をしています。

きっと歌詞に書かれているようなことを想像しているのでしょう。

個人的には、1番の終わりに「SHISHAMO 私の夜明け」のみの文字が出てくるのがとても好きです。

本来曲名を最初に紹介することが多いと思いますが、あえて曲を聴かせて惹きつけた後に出てくるので特別な感じがあります。

では、気になる歌詞を紹介します。

仕事から帰る時、同じ道を通る度に自然と同じ気持ちになってしまいます。

1人になると、どうしてもネガティブな感情に陥りやすく自分を追い込んでしまうのです。

もちろんそういう人だけではないと思いますが、心に余裕がないからこそネガティブに考えてしまっているのでしょう。

「生きるのは傷つくことだ」と私も同じように感じています。

傷つかないということは挑戦しないのと同じだし、そんな人生に意味があるとは思えません。

だからこそ進もうとするけど、いつの間にか見えない傷を負っていることに気が付きます。

その傷を処理しないうちに、どんどん痛みが大きくなっていくのです。

”見えないでしょう”という表現がとても興味深いです。

”涙を見せない”なら、自分のプライドなどによるもので、涙を流さないという意味になります。

”涙が見えない”という表現は、泣いても誰も見ていない、誰も助けてくれないという孤独を表現しているのでしょう。

きっと理不尽な思いをしているのは自分だけではありません。

後から独りよがりだったと分かる日が来るかもしれませんが、そんな余裕は一切ありません。

他人を差し置いてでもやってやろうという強い気持ちがあれば、他人のことなど全く気にせずに、自分に対してちっぽけという感情も生まれないのかもしれません。

優しい気持ちがあるからこそ、誰かを傷つけることができず、いつも無理して笑顔を振りまいて、結果的に自分ばかり辛い思いを…というジレンマに繋がっているのでしょう。

1番ではとてもネガティブな歌詞でしたが、2番になると客観的になり、少し余裕が出てきます。成長が感じられます。

とても良い歌詞なので、フルで聴いて頂きたいです。

MVの説明欄に歌詞が全て記載されていますので、MVで聴きながら歌詞を追ってみてください。

SHISHAMOの「私の夜明け」を紹介させて頂きました。

きっとこの曲の歌詞のような同じ思いをしている人が、この世の中にごまんといます。

きっと自分の気持ちに寄り添ってくれるはずです。

私が初めて聴いたのは出勤時だったので、「今じゃなくて良いのに！」と思ってしまいましたが…（笑）

辛い、孤独だ、という歌詞が、辛さや孤独な気持ちを洗い流してくれます。

「SHISHAMO 5」のリリースが更に待ち遠しくなるような素敵な1曲でした！