TIME FLIES（ACE OF SPADES feat.登坂広臣）にはPKCZ®も参加！歌詞解説

あっという間にここまで来た。

昔の記憶は全て自分にとって愛すべきもの。

ここまでくる間に失ったものだって全て受け入れている。

この曲の主人公は、今の自分の強さが何であるかを知っています。

それは昔の記憶をさかのぼった、子供の頃の優しさがルーツである事と理解しています。

同時にこの先も強く居続ける事、それは優しさを忘れない事というも分かっているのです。

だから昔を思い出す事を忘れない。

たまにあえて楽しかった子供の頃を回想してみるのでしょう。

自分が今生きて行かなければいけないこの状況は、とても過酷。

でも忘れちゃいけない事があるんです。

なぜなら…そう、人生なんてあっという間だから。

さて、ここまで歌詞を読み解いてきました。

本記事でご紹介した『TIME FLIES』の題名の意味。

皆さんはどう解釈しましたか？

意味としては「あっという間」という事なんですが、他には「光陰矢の如し」ってのもあるんです。

もっと掘り下げると、この「光陰矢の如し」の意味は次の様になるんです。

月日が経つのは早いから、無駄に過ごすな！という戒めも含んだ言葉。

まさにこの曲でEXILE TAKAHIROが言いたかった事ではないでしょうか。

そう考えるととても深いですよね。

皆さんは毎日有意義に過ごしていますか？

聞いておきながら、筆者はというと…。

有意義です！胸張って言えます！

(と、いう事にしておきます)。

『TIME FLIES』が主題歌となっている「HIGH&LOW THE RED RAIN」。

この映画は皆さんもご存知の通り、戦いや、争い、抗争などがテーマとなっています。

対立する5つのギャングが、ある地域の頂点を目指して権力争いを繰り返していくというストーリー。

ざっくりとご説明しますと、なんとなくヤクザ映画の様で思わず眉をしかめてしまいそうなんですが、そこはLDHファミリー。

その中でも色んな要素が含まれているんですね。

主題歌になった『TIME FLIES』はその辺を強く表現したかったのだと感じました。

ただ拳を振りかざしている訳ではないんだよと。

そこには根っこにちゃんと「誰かを守りたい」という優しさと愛があるんだって事です。

逆に言えば、愛や優しさが根っこにあれば、だれだって強くなれるんです。

少し脱線してしまいますが、昔「電車男」って映画あったじゃないですか。

なんとなくあの映画の主人公が浮かぶんですよね。(笑)

普段はオタクな男子が、電車の中で絡まれている可愛い女子を助けるっていうあの映画。

皆さん覚えてます？

社会現象にもなりましたよね。

あの映画で一気に「アキバ系のオタク」の皆さんにスポットが当たる様になりました。

それまでは暗くてなんとなくネチッこいイメージだったいわゆる”オタク”の方も、なんとなく明るいイメージに。

皆に愛されるキャラクターと化していきました。

簡単に言えば、表現の仕方は違えど根本は一緒だと思うんですが…。

違いますかね？(笑)

ここで一つ投げかけたいテーマがあります。

前述したように、「根っこに愛と優しさがあれば誰でも強くなれる」と言いました。

これはね、「ケンカが強くなる」という事ではありませんよ。

そこは勘違いしちゃいけない所なんです。

どうしても「強い」という言葉って、イコール「ケンカ」ってなってしまうでしょ。

特に男性はその様に考えてしまいがちですよね。

これは良くない考え方だと筆者は思う訳です。

暴力からは何も生まれませんから。

この『TIME FLIES』でもEXILE TAKAHIROはそれを強く言いたいんだなと筆者は感じましたよ。

だから歌詞中に”愛”や”優しさ”という言葉が出てくるのだと思いました。

ただ強さだけを強調するのではなく、きちんとあえてその様に「弱さ」を少し感じられる言葉を入れるのだと。

そう考えると、とても計算された歌詞だと言えます。

EXILE TAKAHIROが言う様に”愛”と”優しさ”忘れてはいけませんね。

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