I said hello to the snow
showed how I get out
and I was frozen in a posture
got rid of light

出典: candy girl/作詞:Wataru Sugimoto作曲:Wataru Sugimoto・Oh Shimizu

「僕が雪にこんにちはと言うと、雪は取り除き方を示した」

「僕は身構えて凍っていた」「光が取り除かれた」と歌っています。

雪に「こんにちは」と話しかけ、光の取り除き方を教わっているこの場面。

ファンタジーの要素が感じられます。

「got rid of」「取り除かれた」という意味の単語です。

「僕」にとって光は不必要なものであり、暗闇に行きたかったことが伝わりました。

my eyes were closed below the sky
float on the ocean
but I could taste her bittersweet
melt in to the sky

出典: candy girl/作詞:Wataru Sugimoto作曲:Wataru Sugimoto・Oh Shimizu

楽曲の終盤の部分です。

「僕は海に浮かびながら空の下で目を閉じた」「彼女のほろ苦さを味わうことができた」

「空に溶けた」ということが表現されています。

1つ前の部分は「雪」が出てきて冬をイメージさせる歌詞でした。

ここでは空の下で海に浮かぶ様子が描かれていて「夏」をイメージすることができます。

他のアーティストの楽曲は1つの季節について描かれていることがほとんどだと思います。

それに対してこの「candy girl」は曲の中で「冬」「夏」2つの季節を描いていて、個性的で面白さのある曲だと感じました。

繰り返されている部分

楽曲の中で「I wanna get hot〜」の箇所が2回、「falling down〜」の箇所が3回繰り返されています。

この曲の中でキーになっている部分だと思います。

特にこの歌詞に注目して聴いてみましょう。

歌詞の和訳は面白い!

普段曲を聴くときに曲調に重点を置いていたり、歌詞は特に気にしていないという方も多いと思います。

この楽曲のように歌詞が英語の場合は無意識のうちに歌詞を聴き流してしまうのではないでしょうか。

筆者も今までは正直「英語の歌詞は雰囲気がおしゃれだな」という感じで曲を聴いていました。

しかし今回、英語の歌詞を和訳して歌詞を自分なりに考察することで、歌詞の和訳は面白いと感じることができました。

なぜそう思えたのか少し書かせていただきます。

最初はタイトルの「candy girl」やDATS全体の雰囲気から都会的なイメージを持っていましたが、歌詞を注意深く見てみると、「雪」「空」「海」という「自然」を感じさせる言葉が出てきて意外性やギャップを楽しめました。

また、「I said good bye」「I said hello」と対になっていることやタイトルの「candy」と溶けるという意味の単語「melt」との関連を発見することができました。

このように英語と日本語、両方の視点で歌詞を楽しむことができる和訳はとても魅力があると思います。

皆さんもぜひ、それぞれの感性で和訳をしながら曲を楽しんでみて下さい。

MVもチェック

ここまで英語の歌詞と和訳、歌詞の考察をしてきました。

楽曲の世界観は伝わりましたか?

「candy girl」の曲調や、MVが気になっている方も多いと思います。

YouTubeMVを観ることができるのでぜひチェックしてみましょう。

こちらがMVです。 サムネイルの時点でおしゃれ度が伝わってきて、期待が高まりますね。

曲調とMVを解説

曲の冒頭はドラムソロ。心地よいリズムが刻まれています。

次に思わず踊りだしたくなるようなチャカチャカ、ピコピコと鳴る軽快なサウンド。

ドラムと重なり、気分が高まるのではないでしょうか。

ボーカルMONJOEの歌声がスッと耳に入ってきます。

歌詞は英語ですが言葉を詰め込みすぎていないので聴きやすいと感じました。

ビート感のある曲調と英語が合っていて気持ちよく聴くことができます。

演奏シーンの照明はレトロな雰囲気でおしゃれ。

ライブにも行ってみたくなりますね。

曲が終わった後、街を歩くシーンで締めくくられていて、楽曲の余韻に浸ることができます。

ディスコナンバーの魅力