DATSについておさらいしましょう
DATSの基本情報をお伝えします。
DATSを初めて知る方はぜひ押さえておきましょう。DATSファンの方もこの機会に1度おさらいしてみて下さい。
メンバーと楽曲の雰囲気
早川 知輝(ギター)、MONJOE(ヴォーカル/シンセサイザー)、伊原 卓哉(ベース)、大井 一彌(ドラム)の4人組です。
彼らの曲の歌詞は全て英語。
邦ロックのジャンルでありながら、洋楽の雰囲気を楽しむことができます。
洋楽ファンの方にも楽しんでいただけるのではないでしょうか。
曲調がおしゃれで聴きやすいため、洋楽に慣れていない方にもぜひ聴いて欲しいです。
元々インディーズレーベルで活動していました
2018年6月20日に待望のメジャー1stアルバム「Digital Analog Translation System」をリリースしたDATSですが、元々はインディーズバンドでした。
所属していたレーベルはUKプロジェクト。
「odol」や「Helsinki Lambda club」など、インディーズレーベルでありながら、じわじわと人気と注目を集めているバンドがたくさん所属しています。
「Digital Analog Translation System」がきっかけでDATSを知ったという方はぜひインディーズ時代の楽曲も聴いてみて下さい。
より深くDATSについて知識を深めることができますよ。
「candy girl」収録CDはこちら
「candy girl」は2015年6月3日に発売されたアルバム「DIVE」に収録されています。
このアルバムはDATSのデビュー作品です。
前述したUKプロジェクトよりリリースされています。
「candy girl」を含む4曲が収録されているのでぜひ併せてチェックしてみて下さい。
それでは「candy girl」の歌詞をご紹介します
I said goodbye to my little friend as she said
at that moment filled with grey light got out of sight
出典: candy girl/作詞:Wataru Sugimoto作曲:Wataru Sugimoto・Oh Shimizu
歌い出しの部分です。
和訳すると「彼女が言ったように私は小さな友達に別れを告げた」
「灰色の光で満たされているその瞬間に目に見えなくなった」となります。
タイトルの「candy girl」はこの部分で出てくる「彼女」なのではないかと思いました。
和訳をしてみると歌詞の意味はとても抽象的で不思議であることがわかります。
「小さな友達」とは年齢が幼い子どもなのか、背が低いということなのか、妖精のような存在を意味しているのか...。
様々な想像ができ、歌い出しの部分で既に楽曲の世界観が広がりました。
I wanna get hot
I wanna get high
melt into the sky
出典: candy girl/作詞:Wataru Sugimoto作曲:Wataru Sugimoto・Oh Shimizu
「アツく、ハイになりたい」「空に溶ける」ということを表現しています。
何によって自分がアツく、ハイになりたいのか具体的に描かれていないため、この部分でも聴く側の想像が掻き立てられます。
「melt」は「溶ける」という意味です。タイトルの「candy」=「飴」と関連づけているように感じました。
このように細かく考察してみると言葉と言葉の繋がりが発見でき、より深く歌詞に入り込むことができます。
falling down,splashing up on her forehead
pull me up,take me high up,candy girl
出典: candy girl/作詞:Wataru Sugimoto作曲:Wataru Sugimoto・Oh Shimizu
「落ちて彼女の額に跳ね上がり、僕を引き上げて高いところへ連れて行って、キャンディーガール」という意味の部分です。
和訳だけでは状況を理解するのが難しいですね。
かなり想像力が必要な歌詞だと感じました。
聴く側によって様々な捉え方ができると思います。