第10位『はじめまして』

中島みゆき御乱心の時代

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『はじめまして』は、1984年10月24日にリリースされた11作目のオリジナルアルバムです。

11枚目なのに『はじめまして』。

どうして?

その頃の中島みゆきの心境がこのアルバムのタイトルにあらわれているからです。

1980年代中期から後期にかけてはサウンド・アプローチや作風そのものについてもひたすら模索する時代が続いた。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/中島みゆき

前作の『予感』で中島みゆきってこんな歌を歌っている人」というイメージがついたような気がします。

中島みゆきの模索が続いたため、『予感』がリリースされたあとなかなか最新作がリリースされませんでした。

そして発売された『はじめまして』。

うーん…。なんか違うなあ。これはこれでよいけど…。

そんな感じでした。

中島は後年になって模索に励んだ1980年代中期を振り返り、「御乱心の時代」と称している。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/中島みゆき

”御乱心の時代”のスタートとなった『はじめまして』。

初めての試みといった楽曲もあり、完成度としてはまだまだのアルバムです。

しかし、中島みゆきの変革期を語るうえで外せないアルバムです。

そのため、第10位に選びました。

是非聴いていただきたい秀作です。

「御乱心の時代」は、1988年のアルバム『グッバイガール』のプロデュースを手がけた瀬尾一三との出会いによって収まることとなる。中島にとって「これまで自分がやってきたあらゆるスタイルに対処してくれる」という瀬尾は適任らしく、現在に至るまでの全てのオリジナルアルバムでアレンジ、プロデュース、演奏に携わっている。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/中島みゆき

約4年間続いた”御乱心の時代”。

中島みゆきはどうなっていくのだろう。

何をめざしているのだろう。

あちらこちらから聞こえてきた批評。

ファンは、いつか落ち着いてくれると思っていました。

「これも中島みゆきだ」と思ってもいました。

その間も名曲がいっぱい誕生していましたから、それはそれで面白かったような気もします。

第9位『大銀幕』

テレビドラマや映画などで使用された楽曲で構成

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『大銀幕』は、1998年11月6日にリリースされたベストアルバムです。

全曲が何らかのタイアップ曲

まあ、だからタイトルが『大銀幕』なんですけど。

じゃあ『銀幕』でよかったのでは?

きっと『大吟醸』を意識したんでしょう。

名前が似た感じだからか、1996年にリリースされた『大吟醸』と比較されることの多いアルバムです。

タイトルをつける時に意識したんだから、比較されて中島みゆきはほくそ笑んでいることでしょう

収録曲は10曲しかないので、ベストアルバムとしては少ないなあ、という印象を受けます。

恋の歌というよりは大きな愛を語る楽曲が多く収録されている印象を受けます。

この頃から中島みゆきの楽曲には大きな愛の歌が多くみられるようになってきました。

これは、男女の愛を歌ってきた初期の中島みゆきとは違う傾向です。

時代とともに変化していく中島みゆきの世界を知るために『大吟醸』と聴き比べるのもいいでしょう。

あ、これって中島みゆきの思うつぼです(笑)

第8位『EAST ASIA』

あの名曲、初収録のアルバム!

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フジテレビのドラマ『親愛なる者へ』の主題歌としてシングル発売され、ミリオンセラーを記録した「浅い眠り」や、『夜会』のテーマ曲である「二隻の舟」が収録されており、オリコンアルバムチャートでも2位を記録し、1992年の第34回日本レコード大賞ポップス・ロック部門優秀アルバム賞を受賞した。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/EAST_ASIA

『EAST ASIA』は、1992年10月7日にリリースされた20作目のオリジナルアルバムです。

ドラマ『親愛なる者へ』は、中島みゆき本人も出演した男女の深い愛の物語です。

名シーンのあちらこちらで印象的に中島みゆきの楽曲が使われていました。

それから、このアルバムは名曲「糸」が初めて収録されたアルバムなんです。

しかし、このアルバムがリリースされた当時は特に注目される楽曲ではありませんでした。

もちろん、ファンの中では名曲として人気は高かったのですが・・・。

ファンからしたら、「何をいまさら」という感じでしょうか。

第7位『パラダイス・カフェ』