長きに渡り愛される曲「ホームにて」
中島みゆきの「ホームにて」は、1977年6月にリリースされた3rdアルバム『あ・り・が・と・う』に収録されている楽曲です。
このアルバムは「初めてアレンジャーとの共同作業のもとに制作したアルバム」と中島みゆきが語っています。
また同曲はNHK朝ドラ「とと姉ちゃん」や「過保護のカホコ」(日本テレビ)の高畑充希や、槇原敬之らがカバーしています。
知ってるようで実は知らない中島みゆきのプロフィール
シンガーソングライターとして、ラジオパーソナリティとして絶大な人気を誇る中島みゆき。
あまりにも大御所過ぎて、中島みゆきのプロフィールを知らないという方、実は多いのではないでしょうか。
ここではそんな中島みゆきのデビューから現在までの経緯を、ざっくりとご紹介しましょう。
北海道出身
1952年生まれ、北海道出身の中島みゆきは、1975年リリースした1stシングル「アザミ嬢のララバイ」でデビューしました。
数々のコンテストに出場して「コンテスト荒らし」の異名を持つほどとなり、デビュー前にすでに100曲以上ものオリジナル曲を制作していたそうです。
1975年開催された第9回ポピュラーソングコンテストつま恋本線会にて、中島みゆきは「傷ついた翼」で入賞。
それを機にキャニオン・レコード(現ポニーキャニオン)からメジャーデビューしたのです。
「中島みゆきのオールナイトニッポン」スタート
1979年、ニッポン放送のラジオ番組「中島みゆきのオールナイトニッポン」がスタートしました。
歌のイメージとは180度異なる中島みゆきの軽快なしゃべりは、瞬く間に大人気に。
同番組は1987年までの8年間も続く長寿番組となりました。
ドラマ主題歌が大ヒット
1990年代には、数々のドラマ主題歌を手がけた中島みゆき。
1992年放送ドラマ「親愛なる者へ」(フジテレビ)主題歌に起用されたのが「浅い睡り」は105.7万枚を突破。
1994年にリリースした「空と君のあいだに」は安達祐実主演大ヒットドラマ「家なき子」の主題歌に起用され、146.6万枚を売り上げました。
この他にも「旅人の歌」(1995)が103.6万枚、「地上の星/ヘッドライト・テールライト」(2000)が111.6万枚といくつもミリオンセラーをたたき出しています。
チケット入手困難な「夜会」
1989年から開催している「夜会」は、言葉の実験劇場をコンセプトとし、演劇でもない、ミュージカルでもない、中島みゆきの世界観を凝縮したライブです。
1998年までは毎年開催していましたが、その後は不定期開催となっています。
2016年上演された「夜会VOL.19 橋の下のアルカディア」(18回公演の再演)まで毎回チケットは即SOLD OUT。極めて入手困難なライブとして有名です。
2013年から、それまでの夜会で歌われた楽曲を披露する「夜会工場」というガラコンサートが開催されています。