中島みゆきで涙活
「涙活」をご存知ですか?
「涙活」とは、あえて、悲しいものに触れて涙を流すこと。
涙を流すことでメンタルのデトックスを目指します。
心に響く歌詞と、時に優しく時に力強い中島みゆきの歌唱は私たちの疲れを癒してくれます。
独自に選んだ涙活曲TOP10を一挙ご紹介!
番外編:アルバム『生きていてもいいですか』
1980年にリリースされたアルバム『生きていてもいいですか』。
「うらみま〜す」と中島みゆきの嗚咽歌がトップのこのアルバムがオリコン週間1位。
1980年にいったい何があったのでしょうか?
この記事では、泣ける曲をランキングで紹介していきますが、このアルバムからは選曲していません。
なぜなら、全曲泣ける曲のこのアルバムを入れてしまうとこれだけで7曲。
他にも紹介したい曲がたくさんあるので、あえてこちらはアルバムとして紹介させていただきます。
ジャケット通り、真っ黒黒の暗闇の世界。『蕎麦屋』が救い。
究極の涙活にどうぞ。「泣ける!」と自信を持っておすすめします。
TOP10『ララバイSINGER』
2006年にリリースされたアルバム『ララバイSINGER』タイトル曲。
デビュー曲『アザミ嬢のララバイ』のオマージュとして知られています。
オリコンでは週間12位。
なにがあっても自分は自分
逃げなさい心よ 怖れの国から 闇色翼に抱き守られながら
逃げなさい心よ 憂の国から 時も届かない夢へ逃げなさい
歌ってもらえるあてがなければ 人は自ら歌びとになる
どんなにひどい雨の中でも 自分の声は聞こえるからね
出典: ららばいSINGER/作詞:中島みゆき 作曲:中島みゆき
「ララバイ」とは子守唄のことです。
『ララバイSINGER』を敢えて別の言葉にすると「歌う人の子守唄」でしょうか。
人生には辛いことがたくさんあります。
苦しいことや悲しいことから逃げることは悪いことではありません。
むしろ、逃げなさいと中島みゆきは言います。
『ララバイSINGER』では、歌を作ることがイコール人生。
誰にも見向きもされない人生を生きるのは自分自身。
誰に相手にされなくても、自分自身を、自分の人生を生きてゆこうと励ます歌です。
ピアノの伴奏が印象的。
TOP9『愛から遠く離れて』
いつか再び愛に出会う
愛から遥か遠く 離れてしまう時が
この世にあると思いもぜず いられた自分が懐かしい
愛から遥か遠く 離れて生きる時は
時計を海に捨てに行こう 永遠のリフレインに
一番好きな服を着て
一番好きな私でいよう
いつか或る日思いがけず 船が出るかもしれないから
出典: 愛から遠く離れて/作詞:中島みゆき 作曲/中島みゆき
愛する人、愛する場所、自分が大切に思う何もかもから引き離される時があります。
人生に必ず一度はやってくる辛い時。
そんな時がやってくるとも知らず、呑気に生きていた自分。
愛する人をもっと大切にできたのにと後悔することもあります。
愛する人と離れ離れになっても、希望を捨てずにいれば、必ずもう一度愛に出会える。
語りかけてくれる優しい中島みゆきの歌唱に癒される一曲です。
もうがんばれないとくじけそうな時に聴いてみてください。
TOP8『荒野より』
2011年、木村拓哉主演のテレビドラマ『南極大陸』の主題歌としてシングルリリースされました。
中島みゆき42枚目のシングルで、オリコンチャートは週間11位。
実話を元にした創作で、最高視聴率18%を記録した人気ドラマです。
主題歌の『荒野より』は、タロジロ目線で描かれています。
「荒野」=「南極大陸」と読むと涙なくしては聴けません。
特に犬好きの方はご注意!