いつも見た風景や思い出が 旅立つための力へと変わり
月日は巡り僕ら大人になり 思い出また1つ忘れてく
それはとてもツライことでもあり それはとても強いことでもある
未来を スタート 大事なものを残していこう

出典: Day by Day/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN

サビを1回挟んで、92のリードボーカルから始まります。

今までの経験を忘れるのでは無く新しい未来の原動力に変えるというGReeeeNらしい哲学を歌っている部分。

「楽しくふざけていた時の経験は決して無駄にはなりません。

日々、大人になるにつれて、日々、昔の記憶は忘れていくかもしれないけど…。

それらを悲しいこととは考えないで下さい。

過去の経験は、今のあなたにとって役立つ経験へとスライドします。

そう、大切なものを永遠に残していきましょう!」

今までと違う新たな決断…それは決して間違ったことではない

サビの後の間奏は気合いの入っているディストーションギターが鳴り響きます。

(弾いているのはHIDEと推測します。)

そして曲の中の最大の盛り上がりとなる第二のサビへ突入です。

一人一人が選んだ形 あの頃と少し違う話
それを恥じる事なんかなくて 他に大事なものが君に出来て
わかってるよ!連絡こなくても 「どっかで元気にやってるだろう?」
君の信じた将来だ 誰かを幸せにしてちょうだいな!

出典: Day by Day/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN

「今回のそれぞれの決断は、前に話していた内容とちょっと違う。

でもそれは決して悪いことじゃない

他に大切にしなければいけない物(人)が出来たのなら、そっちを幸せにしてあげればそれで良いんだよ!

という気持ちを歌っている部分です。

実はここ、特別なコード進行というわけでは無いのですが、どこかで聴いた記憶があります。

そう、『キセキ』の盛り上げのサビと同じコード進行です。

GReeeeNはこの曲のこの部分のコードがかなり気に入っていたのではないでしょうか?

そして、数年後にリリースした『キセキ』でそのコード進行を使用したのだと勝手に推測しました。

そのためなのかは別として『キセキ』は大ヒットを記録します。

その後、サビの繰り返しで曲は終了です。

GReeeeNが『Day by Day』で伝えたかったこと

GReeeeN【Day by Day】歌詞解釈する!煌めいていた青春時代に胸が熱くなる人続出!!の画像

『Day by Day』は「自分の過去を思い起こしている人」のことを歌った曲です。

「その人」は特定の誰かではなく、いろいろな人達に当てはまるように曲は出来上がっています。

曲の主人公は特定の誰かでは無い

歌詞の世界は、まるで構成演劇を見ているようにいろいろな風景が見え隠れしています。

バンドメンバー、彼氏や彼女、ふざけ合っていた親友たち、etc…。

それらの内容はまるで、今(2018年)のGReeeeNが大学時代の自分たちを思い起こしているかのようです。

ただ、この曲が作られたのはまさにその歯科大学時代である2004年近辺であることは間違いありません。

歯科医師との両立が確立される前に作られた曲

GReeeeN【Day by Day】歌詞解釈する!煌めいていた青春時代に胸が熱くなる人続出!!の画像

おそらくこの曲は、当時のGReeeeNが、将来の自分たちの姿を思い浮かべて書いたのではないかと思われます。

未来の自分が、現在(大学時代)の自分のことを振り返っている曲、ということです。

GReeeeNの結成にまつわるエピソードを描いた『キセキ -あの日のソビト-』という映画があります。

この映画の中に、若さゆえに葛藤しているHIDEの姿が描かれています。

歯科医を目指しながら音楽活動を続ける4人…。

いずれは音楽を辞めなければいけない?

いや、辞めるのは歯科の方?

これからの人生をどう選択すれば良いのか?

その時の彼らなりの心の葛藤から出来上がった曲が、この『Day by Day』なのだと思います。

そして、結果的に歯科医師と両立した前代未聞の顔出しNGユニットとして大成功を収めることになるのです♪。

最後に…

GReeeeN【Day by Day】歌詞解釈する!煌めいていた青春時代に胸が熱くなる人続出!!の画像

以上、今回はGReeeeNの『Day by Day』について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?

以下の記事もぜひ、参考にして下さい。

映画でGReeeeNを演じた4人によるユニット「グリーンボーイズ」。彼らが歌う名曲「声」について詳しく見ていきます。

今回の記事でも取り上げている、映画キセキ -あの日のソビト-』で歌われる『』を取り上げた記事です。

『Day by Day』と同じ時期に作られた楽曲ですので、ぜひ、Checkしてみて下さい。

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