ここの歌詞では、主人公が社会にもまれる様子を描いています。

人は全ての人に好かれることはできません

考え方も価値観も十人十色

必ず合わない人は出てくるでしょう。

誰かに必要とされる場合もあれば、いらないと言われてしまうこともあります。

それが自分がいる世の中だと言いたいのでしょう。

しかし人は一人で生きていくことはできません

誰かの支えが必ずあってこそ、今の自分がいるということは忘れてはいけないのです。

もし自分を過信し、奢ってしまえば、たちまちのうちに自分を見失ってしまう

主人公はそう言いたいのです。

でも自分は自分の力でここまでたどり着いたと思いたい

でも違う I am me 楽しくて悲しくて
他の誰の物でもない
全て僕が決めたんだ もう覚悟は決めた

出典: I am/作詞:Meerkat 作曲:Furuse Kai

主人公もまた、誰かからの支えや影響を受けて今の自分があります。

けれど主人公自身は、そうは思いたくないと言いたいのでしょう。

自分は自分で、楽しいや悲しいなどあらゆる感情も自分の中から湧き上がるものです。

決して誰かによって与えられたものじゃない、と言いたいのでしょう。

全て何もかも、自分のことは自分で決めてきた

これからも変わらない。

その代わり、全ての責任を負わなくてはいけないし、逃げられないということです。

それは時には孤独な闘いになるかもしれません。

けれど主人公は、自分の人生なのだから、そうやって生きていきたいと覚悟を決めたのです。

とても力強く頼もしい歌詞でしょう。

自分の力で未来を切り開く覚悟

今のルールを新しいものに上書きしたい

Break the rules 書き換えれば良い
(不器用に 描き出すように)
何度も何度でも
折れた心 希望に変える

出典: I am/作詞:Meerkat 作曲:Furuse Kai

ルールやしきたりは、過去の経験からくるものです。

新しい経験を元に書き換えてしまえば、それが新ルールになる。

主人公はそう言いたいのです。

しかしルールを変えるのはとても大変なことでしょう。

一筋縄ではいきません。

主人公もまた何度も挫折してきたようです。

しかし主人公は、決して諦めることはありません。

失敗から学び、また前に向きたいと考えています。

やらないで後悔はしたくない

間違いを恐れて踏み出せないのは
いつかの後悔に繋がるだろう
揺らぐことのない意志を宿して
困難を乗り越えていく

出典: I am/作詞:Meerkat 作曲:Furuse Kai

間違いや失敗をしてしまうのは、とてもつらいことでもあります。

もし失敗したら…と考えるとなかなか踏み出せない方もいるでしょう。

しかし主人公は、失敗を恐れて何もしないことの方が後悔すると考えています。

失敗をしても大丈夫、間違えたらまたやり直せばいい

その揺らぎない気持ちさえあれば、どんな困難でも乗り越えていけると信じているのでしょう。

その意志はとても強く、自分は必ずやり通してやるという気持ちがひしひしと伝わってきます。

自分には果たすべき使命がある

自分が生まれてきた意味

時々考えるんだ 僕はどこからやってきたんだって
まるで意味のない想像ですら今は 確かな足跡へ変わる
Believe in yourself

出典: I am/作詞:Meerkat 作曲:Furuse Kai

日々を過ごしていると、自分は何のために生まれ何のために生きているのかを考えることはありませんか?

これは一度考え始めるとなかなか答えが見つからないでしょう。

主人公もまた、自分が生まれた使命について考えることがあるようです。

それは、ただの終わりのない空想に過ぎません。

自分に都合よく考えてしまう部分でもあるでしょう。

しかし主人公はその不確かなものさえ励みにしたいのです。

自分を最後まで信じられるのは自分

だからとことん自分を信じて前に進みたいのです。

そうやって一度きりの人生を切り拓いていきたいのでしょう。

とても前向きで情熱あふれる歌詞です。

自分を奮い立たせるために叫ぶ

歌詞の中に何度も「叫べ」という言葉が繰り返されます。

主人公はどうして何度も叫べと言っているのでしょうか?

これは、主人公が自分自身に言っている言葉

一度自信がついたとしても、すぐ無くなってしまうことがあります。

気持ちも揺らぎ、意志がぶれてしまうこともあるでしょう。

しかし、主人公はそんな迷う気持ちを吹き飛ばすために叫んでいるのです。

自信がなくても、「大丈夫」「いける」と声にすることで気持ちが落ち着くこともあるでしょう。

だからこそ、主人公は叫び、自分の気持ちが揺らがないようにしているのです。

不安な気持ちを吹き飛ばそうとしているのでしょう。

強い人は最初から強いわけではありません

できる人はすべてが才能のおかげというわけではないでしょう。

そこには見えないたくさんの努力があるのです。

強い気持ちと努力、それを維持するための辛抱強さも必要でしょう。

主人公もまた、不安を消すために叫ばずにはいられないのです。

何も特別ではありません。

特別であるためにそれだけの努力をしているのです。

一度きりの人生を自分らしく生きる覚悟が詰まった曲

Hey! Say! JUMP【I am】歌詞の意味を解釈!どんな覚悟を決めたの?叫ぶ理由を紐解くの画像

今回ご紹介したHey! Say! JUMPの「I am」は、自分自身を鼓舞する曲でした。

自分の人生を自分らしく強い意志を持って貫くことは大変なこと。

聞いていると、自分も頑張ろう、何かしようと前向きになれるでしょう。

華麗にダンスするHey! Say! JUMPメンバーの姿と声との相性も抜群な曲でした。

彼らもまた、これからどのような素晴らしい人生を歩んでいくのでしょうか。

今後のHey! Say! JUMPのさらなる活躍に大注目です。

OTOKAKEでは、Hey! Say! JUMPに関する記事を多数掲載中。

ぜひそちらも見てみてください。