今井美樹【Hikari】歌詞の意味を徹底考察！今を愛する方法って？光の差す世界が見せてくれる未来とは

MVでは、淡い光が差し込む部屋で、幸せそうに本曲を歌う今井美樹の姿を見ることができます。

シングルのMVに本人が登場するのは、2009年にリリースされた29枚目のシングル「ひとひら」以来。

およそ10年ぶりのMV出演ということになります。

変わらぬ美しさと、弾けそうな笑顔は以前のまま。

全編にタイトルである光の粒子がちりばめられ、自然体を忘れない彼女の魅力を十二分に感じることができるMVです。

『科捜研の女』は、1999年からテレビ朝日系で放送されているサスペンスドラマです。

本曲は2019年10月からスタートする新クールの主題歌として録り下ろされました。

ドラマは、沢口靖子が演じる法医研究員 榊マリコが、科学を武器に数々の難事件を解決していくというもの。

今井美樹の慈愛に満ちた歌声は、ドラマの主人公に語り掛けているようにも聴こえます。

特に歌詞の中で何度も繰り返される“今を愛せますか？”という問いかけのフレーズ。

マリコだったら、どのように答えるのか推理してみてはいかがでしょうか。

いつもと変わらぬ朝、そしていつもと変わらぬ時間に目が覚めました。

夕べもぐっすり眠れたようです。

深い眠りだったので、まだ何となくボーっとしています。

頭を少しだけ持ち上げ、ぼんやり周りを見渡すと、暫く開いたことがなかったアルバムが目に留まりました。

寝ころんだままアルバムを手にして、一枚一枚めくっていきます。

すると昔撮った写真が次々と現れ、懐かしさに思わず笑みがこみあげてきました。

アルバムって、あまり普段は見ることがなく、どちらかというと忘れがちなアイテムではないでしょうか。

でも実はアルバムを見ることで、自分の歴史を振り返ることができる、とても重要で大切なものなのです。

そう、それはまるでタイムマシン、色々な思い出を蘇らせてくれます。

写真は、人生の一部の時間を切り取ったもの。

つまり写真に写った人々と、同じ時間を共有してきたことの証です。

家族、友達、恋人、会社の同僚、先生、そこに写る人は様々でしょう。

そしてそれぞれに思い出がある。

何十年来の友達の写真を見ると、お互い若かったなと微笑むこともしばしばです。

なかには、すでに連絡が途絶えてしまっている人もいるかもしれません。

例えそうであっても、その時、分かち合った場面や時間の思い出があれば、心で通じることができます。

それは写真の中の人々は、言葉でなく心に語りかけてくるから。

言葉などなくとも、繋がることができるのです。

光の差す世界とは、一体どんな世界でしょうか。

その答えを導き出すために、逆の世界を考えるとより鮮明になるかもしれません。

逆の世界を言葉で表現するとすれば、例えば「暗闇の世界」や「ダークサイド」。

「ダークサイド」という表現は、映画やアニメ、小説などに頻出します。

例えば映画『スターウォーズ』の中で描かれていた、憎しみや怒り悲しみ等、負の感情を力の源とする世界です。

そこから考える逆の感情といえば、慈しみ、喜び、安らぎ等となります。

つまり光の差す世界とは、慈愛に満ち溢れ喜びで彩られた心穏やかな世界をいうのではないでしょうか。

因みに神仏の絵画や彫像には、大抵、光が一緒に描かれています。

人知を超えた世界観を表すのに、光は必須アイテムなのです。

友達や恋人等、自分に関わりある人達が今幸せでいて欲しい。

そんな願いを込め、あなたの今について問いかけています。

無償の愛を捧げる気持ちが、温かく伝わるフレーズです。