おそらく主人公の恋は儚く散ってしまったのでしょう。

夏という限定的な時期にしか会えない君。

歌詞からして会える時間も決まっていたのでしょう。

そんなほとんど会えない時間を自分と同じ気持ちで過ごしてもらうのは、できなかった。

はたまた自分の気持ちを相手に伝えることで今の関係が壊れるのが怖かったのかもしれません。

どちらにも捉えることができます。

君に会える楽しい夏のはずなのに、この気持ちのせいで常に切なさがある。

この苦しみを取り除くために恋心を捨てた、という解釈もできます。

どうしてアサガオに例えたのか

じっぷす feat.初音ミク【アサガオの散る頃に】歌詞の意味を解釈!アサガオに喩えた恋模様を読み解くの画像

どうして主人公は恋心を「アサガオ」に例えたのでしょうか。

朝顔は朝に花が咲いて夜になるとしぼんでしまいます。

そんな限りなく限定的な時間にしか、咲いている所を見る事ができない。

限られた時間を自分の想い人と会える時間を重ね合わせたのかもしれません。

そして朝顔は太陽の光が大切な花でもあります。

もし君にも太陽と呼べるような人が別にいるのだとしたら…。

より切ない歌詞に解釈することができます。

まとめ

じっぷす feat.初音ミク【アサガオの散る頃に】歌詞の意味を解釈!アサガオに喩えた恋模様を読み解くの画像

今回はじっぷすさんの「アサガオの散る頃に」の歌詞解釈を行いました。

朝顔に例えられた切ない恋心が淡々と歌われている素敵な楽曲です。

さてOTOKAKEでは他にもじっぷすさんが制作した楽曲の歌詞解釈を紹介しています。

いくつか紹介しますので、気になる記事があればぜひご覧ください。

「ヘイセイプロジェクト」で人気を博したボカロP・歌い手じっぷす。彼が「ぷす」としてボーカル・礼衣と組んだ男女音楽ユニットが「ツユ」です。一見ポップな音楽にどこか哀愁のにじむ歌詞は中毒性が高く、多くのファンを獲得しています。そんな「ツユ」の曲の中から、「あの世行きのバスに乗ってさらば。」を紹介します。

コンポーザーであるぷすが生み出すポップなサウンド。そこに乗せられた若者の心情を投影した憂う歌詞が特徴的なユニット「ツユ」。そんなツユの処女作でありながら代表曲でもある【やっぱり雨は降るんだね】について歌詞を紐解いていきます。二人の叶わない恋が謳われた淡くも悲痛な詞を堪能してみてください。

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