クラムボン【Lush Life!】歌詞の意味を独自解説！目覚めた恋心…この心地よさはクセになる♪

「Time after Time」は「何度も何度も」という意味。

主人公はいわゆる恋の病のような状況なのでしょう。

みなさんは一日の間でどれくらい、好きな人のことを考えているでしょうか。

やらなきゃいけないことがあるのに「好きな人のことばかりがチラついて手に付かない」みたいなこと、10代の頃などは特にあるものです。

そして「Round & Round」は「巡り巡って」のような意味。

これは気持ちが頭を巡り巡って歯止めが効かない状態を表しているのでしょう。

「恋は焦らず」なんてよく言いますが、気持ちがたかぶればそうもいかないもの。

段階を踏んだ方が良いとわかっていても「もう好きと伝えてしまいたい！」という気持ちが先行してしまうことってありますよね。

恋愛のテクニックみたいなものも巷ではよく語られますが、実際人の心はなかなかテクニックでは計れないものです。

まさに人を好きになるたびに、先の見えないNEW GAMEを始めているみたい。

「こうすれば効果的」と経験したことも人が変われば通用しなかったりします。

人によって感じ方が違うのは当たり前ですね。

「C'est la vie」というのはフランス語で「これが人生さ」のような意味。

何が起こるかわからない、なかなか思い通りにはいかないのが人生…確かに言い得て妙ですね。

「Lush Life」は青々とした人生…つまり青春に満ちた人生といったところでしょうか。

そんな人生は恋をして、恋が叶っての繰り返し。

例え苦い経験をしたとしても、恋をすることは手放せない…そんな気持ちが歌われています。

どんなに歳を重ねても、生きている限りは誰かのことを愛していたいものですね。

好きな人と話すとき、ドキドキしてあまり何を話したか、どんな反応をしたか覚えていないみたいな経験ってありませんか？

これも10代の頃のような、初々しい恋を表現していますね。

人が一番良い表情をするときって、一緒に居て心地良い人と居るときではないでしょうか。

主人公は自分がどんな表情をしているかわからないようですが、きっと良い表情をしているのでしょうね。

彼のことを想いながらSNSのタイムラインを遡る主人公。

SNSを見ていたら時間があっという間に過ぎてた…なんてこと普通にしていてもよくある話です。

それが好きな人との思い出となると余計にそうなってしまいますね。

そしてスマホをいじっていたら丁度彼から連絡が来る…これはなんて嬉しいシチュエーションでしょう！

「C'est si bon」はフランス語で「それは素晴らしい」という意味。

語感の華やかさも相まってパッと花が開いたような印象を受けます。

「スラップスティック」というのは後に続く歌詞の通り「ハチャメチャで笑ってしまうような状態」を表すもの。

恋がいつもロマンティックである必要はありません。

友達のように馬鹿なことを言い合うような関係もまた素敵ですよね。

恋をするのはやっぱり素敵なこと。

「さあ始めなきゃ」という言葉には「こんなに素敵なことがあるのにもたもたしてたら勿体ない」のようなニュアンスを感じます。