心にしみる歌詞のボカロ恋愛ソング10選

歌詞の終盤のフレーズ。
自分の弱く、悪い部分を遂に女の子に曝け出す覚悟を決めた男の子。

見ただけではよくわからない…それならば自分の言葉でしっかりと伝えようと決心します。
本当に好きな人と本当に大切な関係になりたいのであれば、素直な自分を見せる事はどうしても必要ですよね。

男女の心情を美しく描き出したボカロ恋愛ソング。

上記以外にも心にしみる歌詞を綴った曲は、沢山あります。

気になるサウンドとフレーズをチェックしていきましょう。

先ずは、「片思いドロップス」。

2012年にニコニコ動画にデビューしたボカロP・mifamiのオリジナル曲です。

片思いに悩む女子の姿をリアルに表現しています。

隣の席同士、自然と仲良くなったクラスメイトの”私”と”君”。

“私”が淡い恋心を抱く一方、”君”は他の女子と交際。

“私”は、ただ遠くから2人を眺めることしかできません。

気持ちを伝えたら、”君”との関係が壊れてしまうのかな。きっと困らせてしまうよね。

伝えたいけれども伝えられないもどかしさが読み取れます。

特に、”ごめんね”というフレーズは、収拾がつかない感情を示していて、ジーンとなりますよ。

尚、MVは、クリエイターの六本が動画・イラスト制作を担当。

曲の世界観を存分に満喫できる内容です。

登場人物の”私”に自分自身を重ね合わせ、青春時代の恋に思いをはせてみましょう。

mifamiの楽曲が気になった方は、動画と共に、ファーストアルバム「∞」をチェックしてください。

続いては、「アイラ」。

ボカロオリジナル曲の中でも、根強い人気を維持している1曲です。

ヨルシカのメンバー・n-bunaがナブナ名義で制作しているため、大ヒットは必然ですね。

相手の何気ない言葉に傷つき心に響き渡る”雨音”、”赤色”に染まった夕暮れのように情熱的に愛し合う2人。

自然が織りなす景色に男女の様相を重ね合わせ、純情を表現しているようです。

MVは、藍色の空と海をイメージ。

映像美がバンドサウンドとひたむきな愛を際立てています。

季節の移り変わりに伴って僕らの関係性が変わるかもしれないけど、いつまでも愛を叫び続けるよ。

心が離れた彼女に全身全霊で訴えかける彼氏の姿が脳裏に浮かび、切なくなります。