青い傘 青いかばん
こんなに こんなに 愛してる
ずっと ずっと 信じてた 青のじゅもん
あなたには かからなかった
出典: 青のじゅもん/作詞:玉城千春 作曲:玉城千春
初めて聴いたときは「青のじゅもん」ってなんだろ?と思っていました。
歌詞をこうやって改めて読み解いてみると、好きな人に振られてしまった失恋の歌だとわかります。
彼の好きな色ばかり身に付けていたのに振り向いてもらえなかった。
青のじゅもんに掛かると思ったのにかからなかったというのは、そういうことかなと解釈できました。
Kiroroの楽曲はわかりやすいのが常ですが、この曲に関してはちょっと深読みしてみる必要がありますね。
「青のじゅもん」という自分の中に秘めた恋のおまじないでは届かなかった…。
ストレートな愛の言葉を最後になげかけている歌詞に切なさが溢れだしてしまいます。
失恋を経験したことがあるすべての女性に寄り添ってくれる楽曲です。
伸びやかに歌いあげるサビのメロディーラインは、カラオケにもおすすめです。
お友達と一緒に行って、話を聞いてもらいながら歌えば気持ちが少し楽になるかもしれません。
第8位 冬のうた
初のウィンターソング
当時のメルティーキッス「ポルテ」のCMソングとして採用されたので覚えている方もいるのでは?
まだまだ垢ぬけていないKiroroが初々しいPVは以下でご紹介します。
垢ぬけてないけど、その歌声は当時からズバ抜けていましたね。
透明感のある歌声をもつ玉城千春さんと、優しいピアノがKiroroの代名詞でもある金城綾乃さん。
しっとりとKiroroを堪能できる1曲です。
冬のうたPV
ふと息をかけるだけで 消えそうに揺れる灯り
空に輝く星達よりもたくましく生きてる
どんなに離れていても あなたが側にいてくれる
同じ夜でも信じることで 優しい風が風てる
広い空に向かって 両手高く広げ
白い粉雪が優しく 心に届くよ winter song
出典: 冬のうた/作詞:玉城千春 作曲:玉城千春
ウィンターソングはKiroroのイメージではなかったですが、冬の情景を思い浮かべながら聴ける1曲。
大切な人がいるから頑張れるように、この曲で勇気をもらえます。
遠く離れても心が繋がっていると信じれば頑張れる。
そんな前向きになれる曲ですね。
冬の夜空に響き渡るような透き通った歌声で、力強い意志を感じる言葉を届けてくれます。
Kiroroだからこそ築き上げられる世界観に存分に浸れる楽曲です。
毎日を頑張る人たちを優しく応援してくれるこの曲は、冬のプレイリストにはかかせません。
星空を見上げながら聞けば、明日へ向かう力を与えてくれそうです。
第7位 好きな人
愛しい人への思いがあふれた楽曲
1999年、「青のじゅもん」と同じ年にリリースされた「好きな人」。
Kiroroの6枚目のシングル曲です。
またこの曲の他に「最後のKiss」もリリースされていますね。
3曲を同じ年にリリースしたこの頃のKiroroはまさに絶頂期でした!
好きな人PV
これからずっと2人だから
神様きっと試練下した
幸せすぎると後でダメになる
だからこんな時乗り越えよう
逢えなくなるね 見送るよ
さよならの前に抱き合う
背中にまわされた大きな手
出典: 好きな人/作詞:玉城千春 作曲:玉城千春
恋人と離れ離れになってしまう女性の気持ちを歌った曲です。
筆者の解釈ではおそらく彼が単身赴任などで遠くにいってしまうのでしょう。
これからずっと2人だから乗り越えられる試練だと前向きにとらえています。
寂しさはもちろんありますが、2人の絆が感じられて暖かい楽曲です。
大切な人と離れなければならなかった人をどれだけ救った曲でしょうか。
電話で声を聞いたり、ビデオ通話で画面越しに顔がみられるような時代になっても、直接触れられないという愛しいさみしさは変わりません。
どんな時代になっても尊い、恋愛の不変さや温もりを教えてくれますね。
恋愛三部作
「好きな人」、9枚目シングル「逢いたい」、10位でご紹介した「もう少し」は、ファンの間で「恋愛三部作」と呼ばれて親しまれています。
今恋愛中の方もそうでない方も、この3曲を聞いて胸にぐっとくるストーリーを感じてほしいなと思います。