Kiroroの魅力
二人が創り出す癒しの世界観
皆さん、Kiroroと言えば、どんなイメージを頭に思い浮かべますか?
私はKiroroと言えば、ピアノの金城さんとボーカルの玉城さん、お二人の織りなす優しいメロディーが頭に浮かび、なんとも優しい気持ちにさせてくれる、穏やかな名曲の数々が頭に浮かびます。
歌番組などでのトークのシーンもよく目にしますが、なんだか見た目の雰囲気もとっても柔らかくて素敵な癒し系のお二人ですよね。
金城さんのピアノは本当に素晴らしいですし、玉城さんの伸びのある声はとっても魅力的ですよね。
そんなお二人が織りなすメロディーに心癒される方も多いことと思います。
現在はお二人ともママとしての顔も持ち、その柔らかい雰囲気の中に温かな母性も感じずにはいられません。
Kiroroの名曲
『冬のうた』
数々の名曲を生み出し、その歌声と優しいハーモニーで日本中に癒しを提供してくれたKiroro。
沢山ある名曲の中から、今回は、『冬のうた』にスポットライトをあて、皆さんに詳しくご紹介していきます。
『冬のうた』は、Kiroroの3枚目のシングルとして、1998年にリリースされました。
この曲は、明治製菓のチョコレート菓子のCMとして流れていましたので、耳にされた方が多いのではないかと思います。
このCMを見たとき、チョコレートの甘さと、この曲のふんわりとした雰囲気がとってもピッタリだなと思いました。
冬の寒さと対比して、心を温かくしてくれるようなCMだったことを今でもはっきりと覚えています。
それでは、まずはこの『冬のうた』を既にご存知の方もそうでない方も、動画にて聴いてみて下さい!
いかがでしたでしょうか??
流れるような綺麗な伸びのある声とピアノの伴奏が、聴いていて本当に心地いいですね。
曲調も、冬っぽさが表現されたメロディーで雪がチラチラと舞う景色が目に浮かびます。
歌詞を見てみよう
続いては、この『冬のうた』の歌詞の意味を紐解いていきたいと思います。
心が温かくなるような歌声とともに、心の届くその言葉一つ一つには、どんな想いが込められているのでしょうか。
粉雪の存在
こんな遠い街にも
夢を与えてくれる
白い粉雪が降って 心に届くよwinter song
出典: 冬のうた/作詞:玉城千春 作曲:玉城千春
まずは、出だしの部分をみていきましょう。
とってもシンプルな歌いだしですが、どこか温かなメッセージを感じずにはいられません。
優しいピアノの音色と、玉城さんの優しい歌声がとってもうまく調和しているように感じます。
歌詞の意味もとってもシンプルですね。
白い粉雪は、とっても貴重な存在なのだということがよく分かります。きっと滅多に見ることがないのでしょう。
ありふれた日常の中に、ふと気持ちを一休みさせてくれるような存在だったのでしょう。
そうすることで、いつもとは違う景色が見えたということを意味しているように感じます。
雪を見て、ドキドキした子供の頃を思い出させてくれるようなフレーズですね。
儚くも強い存在
ふと息をかけるだけで
消えそうに揺れる灯り
空に輝く星達よりも たくましく生きてる
どんなに離れていても
あなたが側にいてくれる
同じ夜でも信じることで
優しい風が吹いてる
出典: 冬のうた/作詞:玉城千春 作曲:玉城千春
続いてはこちらの歌詞の部分です。
すぐに消えてしまいそうになる、繊細な灯りとはキャンドルの灯りのことを表しているのかと思います。
冬ならではのシチュエーションですね。
そんなキャンドルの灯りと粉雪では、とっても温度差がありますよね。うまく対比されるように表現されています。
でも、どちらも繊細で柔らかな存在ですね。
また、ここでは、それらと同類に不確かな愛情のことも表現されているのかと思います。
繊細で不確かなものだけれども、それは儚くも、強く、逞しくもある存在だということを意味しているように感じます。
愛する人を信じることで、強くなれるというメッセージが伝わってくる歌詞です。
そう思えることって、本当に大切ですよね!この歌詞に励まされた方も多いのではないでしょうか。
冬の寒空でのもと、澄んだ空気が冷たくて、人の温もりをより一層強く感じたくなるようなフレーズですね。