『夏のFree&Easy』歌詞解説
冒頭サビ
夏だからやっちゃおう!
いつもなら躊躇してたことも
太陽は許してくれる
Sunshine、Free & Easy
出典: 夏のFree&Easy/作詞:秋元康 作曲:井上トモノリ
この曲のテーマはサビに集約しています。
歌詞の1行目をご覧ください。
普段、躊躇っていてなかなかできないことも夏を動機づけにしてやってしまおう。
それがこの曲のテーマになります。
人間は何か新しいことをはじめるとき、すぐ実行に移せない人が多いと思います。
学校の勉強が忙しい。
仕事で疲れている。
しかし、それは言い訳にすぎません。
本当にやりたいことだったら、計画を立てて実行に移すはずです。
それでもやはり難しいと思いますが...。
そういう時はこの曲を聴いて元気をもらいましょう!
きっと、躊躇いがちな人の背中を押してくれる1曲になるはずです。
Aメロ
みんな積極的で
そう羨ましかった
自分の気持ちに素直になれる自由と
勇気
出典: 夏のFree&Easy/作詞:秋元康 作曲:井上トモノリ
ここで主人公の性別や性格を推測してみましょう。
主人公は女性。
年齢は10代半ばから20代半ば。
メンバーの年齢を参考に主人公の年齢は設定されていると思います。
ですので「女の子」と形容したほうが良いかもしれませんね。
主人公は控えめな性格。
それは、歌詞の1、2行目を見ていただければ分かると思います。
友人を観察して自分に照らし合わせる主人公。
自分には何か足りないと思っています。
それは、歌詞の3行目から4行目にあるようなスキル。
もどかしい主人公の思いが、聴いているこちらにまで伝わってきそうですね。
Bメロ
いくら彼が大好きでも
伝えなきゃわからない
恋のジレンマ
出典: 夏のFree&Easy/作詞:秋元康 作曲:井上トモノリ
主人公が悩んでいるのは性格。
しかし、それだけではありません。
なぜ主人公は自分の性格について悩んでいるのでしょうか?
それは、主人公が恋をしたからです。
恋をした主人公は、相手の男性になんとかアプローチしたい。
控えめな性格の主人公はそれができません。
歌詞の2行目にあるように、男性とコミュニケーションがしたい主人公。
なんとか自分の性格を変えたいと望んでいるのです。
夏の間だけでも。
1番サビ
夏だからやっちゃおう!
心に貯めてたあれもこれも…
水着より開放的に…
さあ、ストレートに
夏だからやっちゃおう!
今まで躊躇してたことまで
太陽は許してくれる
Sunshine、Free & Easy
出典: 夏のFree&Easy/作詞:秋元康 作曲:井上トモノリ
この歌詞はすべて「主人公の心の声」と解釈できます。
主人公は歌詞にあるような言葉を、自分に言い聞かせているのですね。
まるで言い聞かせていれば叶うと信じているかのようです。
自分に暗示をかけて性格を直し、彼と夏をエンジョイしたい。
彼に自分の想いを届けたい。
主人公はそう願っています。
歌詞の3行目は比喩ですが、分かりやすい表現で良いですね。
2番Aメロ
何かきっかけがあれば
誰でも変われるんだ
1年中で一番熱くなれる
シーズン
出典: 夏のFree&Easy/作詞:秋元康 作曲:井上トモノリ