『Until we're allowed to be free...』とはどういった意味でしょうか。
「私たちが自由になれるのを許可されるまで」といった意味かもしれません。
“私たち”と言っているのは、「壊して」と呟いた私。
そして、「失せろ!」と言ったもう1人の自分を指すのでしょう。
未だに機械仕掛けのままでいることに悶々としつつも…
きっと、身体のメンテナンスをされている情景であると感じられます。
本当なら、残酷な出来事で癒されることはないのではないでしょうか。
実際には、“自由”に癒されたくてたまらないとも考えられます。
「おくれ」と頼んでいるのは、“自由”そのものに対してなのかもしれないですね。
曲はまだまだ続く!
自由が手に入る保証はない
I said we got no guarantee
散切れる躯を抱きしめ
もっと目を開いて激しく壊れておくれ
出典: GHOST/作詞:Gackt.C 作曲:Gackt.C
『I said we got no guarantee』は、「私は、私たちには保証がないと言った」と直訳できます。
“私”とは、「失せろ!」と叫んだ前出のもう1人の自分でしょうか。
どちらの自分も自由を手に入れたい。
しかし、それができる保証はないと言いたいのかもしれません。
『散切れる躰』は、絶望に打ち震えているのでしょう。
そんな身体を守るように自分で抱きしめるのです。
なんとも切ないですね。
そして、保証がないのならいっそのことその事実を受け止めてそのまま壊れて欲しい。
そうもう1人の自分が語っているように感じられます。
結局は、『GHOST』は自由を手にできない可能性があるということでしょう。
最後まで、何とも悲しい『GHOST』の物語なのです。
こちらの歌詞の後には再度サビが登場しますが、割愛いたします。
『GHOST』のベース?ターミネーターとは
ターミネーター:サラ・コナー・クロニクルズとは?
『ターミネーター:サラ・コナー・クロニクルズ』は、アメリカのテレビドラマです。
映画『ターミネーター2』の5年後から始まり、2007年が舞台になっているのだとか。
人類の全てを守るリーダーとして生まれた、息子ジョン・コナーと彼を必死に守るサラ・コナーの物語です。
『ターミネーター3』という映画がありますが、そちらとは時間軸が異なるのが特徴になります。
ターミネーター2についても知っておこう!
『ターミネーター2』は、アメリカで1991年に公開された映画です。
アカデミー賞でも、視覚効果賞など数種類の賞を受賞しています。
アンドロイドが登場しますが、これは人類と機械の戦争が継続されている近未来より現代に送り込まれました。
そのアンドロイドと、戦争を避けようと必死になる人間との死闘が描かれています。
この物語の5年後から、『ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ』が開始となるのです。
最後に一言
いかがでしたでしょうか。
GACKTの『GHOST』は、『ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ』のイメージソングなのです。
それにマッチした楽曲になっていて、MVも見どころになっています。
GACKT自身がロボットダンスを披露しているのが大きな特徴ですね。
楽曲自体は、それまでのGACKTとしては珍しいエレクトロニックなダンスナンバーなのも魅力。
『GHOST』の切ない心の叫びや葛藤などが表現された楽曲になっていると考えられます!
GACKTのほかの楽曲はどんなのがあるの?
GACKTについて、『GHOST』をご紹介いたしました。
しかし、彼のほかの楽曲を実は知らないという方もいるかもしれませんね。
そこで、GACKTの楽曲をランキング形式で紹介している記事があります。
あなたもぜひご覧になってはいかがでしょうか。
また、『ANOTHER WORLD』という曲もあるので、そちらに特化した記事もご紹介いたします。
こちらは筆者も好きな楽曲の1つなのです。
幾分爽やかな要素もありつつ、力強さも感じられる素敵な楽曲になっていますよ!
ぜひ、記事をお読みになって聴いてみてください。
それこそ、GACKTワールドに引き込まれるのではないでしょうか。
『GHOST』のみならず、様々な楽曲について知っていただきたいと願っています。
そして、一層GACKTにハマっていただけたらと思います!
きっとハマって損はないでしょう。
『GACKT』楽曲一覧を人気順にランキング♪1番人気があるのはあの曲だ!【動画視聴あり】 - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
その歌声もさることながら、バラエティ番組への出演やストイックな私生活などで話題にぼることが多いGACKT。男性ソロアーティストのオリコンシングルランキングTOP10獲得作品数で歴代1位の記録を持つトップアーティストですが、そんなGACKTの人気曲を人気順にランキング形式にして紹介します!