4thアルバム「永遠の夢に向かって」収録曲
「DA・KA・RA」のミリオンヒットが起爆剤となり、それ以降も次々とヒットを飛ばしました。
そんな曲を集めた4枚目のアルバム「永遠の夢に向かって」。
1994年4月23日にリリースされた大黒摩季の楽曲で、8枚目のシングル。オリコン集計上でミリオンにはわずかに及ばなかったものの、自身4番目の売り上げを記録した。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/夏が来る
ビールのCMや音楽番組のタイアップ曲になったこともあって、「夏が来る」も多くの人の共感を呼びました。
頑張る女子に送る共感ソング!
「夏が来る」をはじめ、大黒摩季の曲が多くの人からの支持を得ている理由はリアルすぎる女心を描いた歌詞。
恋とか仕事とか、人生とか…。節目節目で自問自答しながら、日々を必死で頑張る女子への共感ソングです。
「そうそう!そうなんだよね!」
まるで友達と話しているかのような親近感を覚える飾らない歌詞は気持ちを前向きにさせてくれます。
オンナの幸せは、結婚?
女性が積極的に社会に進出するようになってから、女性の幸せの定義が大きく変化しました。
結婚、出産だけを幸せのゴールとするのではなく、多種多様な幸せの形を自ら見出す女性も当然いるでしょう。
分かってはいるけど
近頃周りが騒がしい
結婚するとかしないとか…近頃周りが騒がしい
結婚するとかしないとか…
社会の常識・親類関係
心配されるほど意地になる
社会の常識・親類関係
心配されるほど意地になる
出典: 夏が来る/作詞:大黒摩季 作曲:大黒摩季
「オンナの幸せは、結婚だけじゃないの!」
そう自分の信念を強く持っていても、何故だか最近胸の奥がざわざわしている。
それは友達の幸せな知らせだったり、親や親戚からの「結婚は?」のようなプレッシャーからなのでしょう。
結婚だけが幸せのゴールではないと自分に言い聞かせても、心のどこかで結婚に憧れる自分がいるのです。
結婚適齢期は年々上がってきてはいるものの、やっぱりここ最近周囲の視線が気になっているのでしょう。
周りが言う女性としての幸せと、自分の理想とする幸せの間でグラグラと揺れ動いているオンナゴコロです。
ときめく相手はいつも誰かのもので
同年代のちょっと素敵だな、っていう男性はもう既に予約済みか売約済み…。
年と共に経験も重ねると、イイ男を見分けるスキルも自然と身についてきてしまうのでしょう。
理想の出会い
私が好きになるぐらいの
男には当然 目ざとい誰かいて
お見合い相手の付録に一瞬グラッとするけど
One More Chance!!
本気の愛が欲しい
出典: 夏が来る/作詞:大黒摩季 作曲:大黒摩季
理想の出会いは自然に出会って惹かれあって恋をして…。
そんなことは言ってられないのよと親や親戚から勧められたお見合い。
タイプじゃないし気も乗らないけれど肩書などの条件についつい心が揺れてしまいます。
お見合い結婚もいいかも…と。
いやいやだけど…!
作られた出会いじゃなくて、本当に好きな人と結婚したい!
だからもうちょっと待って!
と言っているのでしょうか。
理想と現実の狭間で、行ったり来たりのオンナゴコロが垣間見えます。