彼女が「おどけた顔」で何度も言う言葉とは何でしょうか。「おまじないみたいな言葉」ですから、好意的な言葉なのではないかと思います。
君の未来に僕はいるの?
君を求めすぎているのかなぁ~
すり減ったクツ
ボロボロのTシャツ
君が僕を強くしたんだ
離れたってここにいる
永遠につながっている
出典: クルトン/作詞:横山裕 作曲:安田章大
ここで「僕」の切ない本音が零れ落ちます。好きな人の未来に自分がいるのか、違う誰かとの未来を歩んでしまうのか。
不安に負けそうになりながらも、「君が僕を強くした」と思える恋なんて素敵ですね。離れても永遠につながっているという一途さがとても可愛い曲です。
クルクルトントンクルトントン
僕というスタイルを信じてよ
クルクルトントンクルトントン
君のスプーンでたいらげてよ
クルクルトントン
出典: クルトン/作詞:横山裕 作曲:安田章大
ラストサビは僕を信じてと訴えています。そして、「君のスープで泳ぎたい」と言っていたところから「君のスプーンでたいらげてよ」に変わっています。
どこまでも「君」を追い求めていた「僕」が、自分を受け入れてほしいと言っているわけです。
個人的な感覚ですが、「君のスープで泳ぎたい」は受け身のイメージ(包まれていたい感じ)なのに対して、「君のスプーンでたいらげてよ」は僕を受け入れて!と働きかけているイメージ。
受け身から積極的に働きかける側に変わった気がしました。それだけ、彼女に対する思いが強いということではないでしょうか。
二人が結ばれるのを応援したくなるような歌ですね。
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