同じ夏の日にお互いにヒトメボレした2人の様子がよくわかりますね。

童子-Tさんは男性目線で女性を励ましBENIさんは女性目線で励まされる役割を果たしています。

信じあって生きていけた日々

一人だったらつまんねえ日常も 一人だったらわかんねえ生きる意味も
寄り添えば少しずつ変わっていく 一歩ずつゆっくり進んでいく
そんな風に思えたお前となら このまま信じてたあの頃はまだ

出典: https://twitter.com/gago_buuu/status/804353717361262592

出会って 信じて 好きになりすぎて
苦しくて ああ いつも泣いてた
ただ待ち続けて さよなら言えなくて
もう二度と… あの日々に帰れない

出典: https://twitter.com/T_____kyan614/status/933354578619142144

もう別れてしまったのだなと思わされる歌詞です。

男性は一人が二人になることで充実した日々を得ていったのでしょう。

一方の女性は男性を好きになりすぎて、どうしようもない自分を抱えてしまったのではないでしょうか。

もう一度…

もう一度会いたいよ 声聞きたいよ
Tell me why you had to go その手離せないよ
あの頃のように 笑っていたいよ
I just wanna hold you close ずっと忘れないよ

出典: https://twitter.com/BotBeni_a/status/937282103284137985

この部分は大きな意味を持つサビですが、「もう一度…feat.BENI」にも「もうに度と…」にも必ず採用されている共通の歌詞です。

2人ともまた会いたいと思っていても、会うことはないのかもしれません。

ですがよみがえる日々は2人で笑いあっていた日々で、手をつないだ日々で、美しい光景だったのではないでしょうか。

だからこそ、「忘れないよ」へつながっていくのでしょう。

PVは?コードは?「もう二度と…」を堪能したい方へ

BENIさんの「もう二度と…」はYOUTUBEPVが公開されています。

モノクロから始まる駅のホームのシーンに注目です。

イントロから魅せてくれる!

「もう二度と…」のPVは流れる電車をバックに歌うBENIさんで始まります。

最初はモノクロで左から右へ流れる電車が見られますが、電車が右から左へ流れ始めると色調も青と黒へと変わっていきます。

誰もいない静寂の海

電車が去った後、薄暗い海へとシーンは展開します。

誰もいない、波だけが打ち寄せる浜辺、歌が始まるとまたBENIさんへと映像が変わっていきます。

しかしBENIさんはずっとベンチをはさんで左側に立っており、時折誰もいないベンチの右側を気にしています。

そしてまた電車が走っていきますが、きっとBENIさんのバックを走る電車は今の気持ちを、前を走る電車は過去を振り返ることを意味しているのではないでしょうか。

やがてBENIさんは誰もいないホームに一人、ベンチを右に左に移動しながら、最後に真ん中に座ります。

コートのフードをすっぽりとかぶり、一人の静寂さを物語っているようです。

「もう一度…feat.BENI」とあわせて聴いてみて

「もう一度…feat.BENI」はBENIさんと童子-Tさんの美しいハーモニーから始まり、ラップへと移行していきます。

海辺で惹かれあう男女別れを選択する男女、駆け巡る日々が流れていきます。

「もう二度と…」が過去と現在を電車に見立てているのに対し、「もう一度…feat.BENI」は在りし日々を映し出しています。

比較して見ると、また違った印象が持てますから、ぜひこちらもチェックして見てくださいね。