ネタをずらずら並べるだけでは無く、ダジャレをつかって一歩踏み込んでいます。
「タイに~子持ちのワカメ」と「ヒラメの縁側~」の部分が気になりますが特に深い意味は無いようです。
作詞しているときにタイの握りの横に子持ちわかめがあったのかもしれませんね♪。
この曲で唯一意味の深そうな歌詞が歌われている部分
オレの彼女はカズノコが好き
やるせないじゃない 恋はのり巻
小柱みたいにちっちゃな涙
どうぞ泣かないでキスあげるから アガリ!
出典: スシ食いねェ!/作詞:岡田冨美子・S.I.S、作曲:後藤次利
ここでサビに入り、意味深な歌詞が出てきます。
当時、「カズノコ」は今よりも高級な食材でした。
つまり最初の「~カズノコが好き」は彼女が高額なネタを食べたがっていることを意味しています。
次の「~恋はのり巻」ですが、反してのり巻は一番庶民的なネタです。
つまりここで言っているのは以下の通りの意味です。
「彼女は高級なカズノコを食べたがっているが、実は僕らはのり巻しか食べることができない。」
また「小柱みたいに~」の部分は、彼女が流した涙が軍艦握りの小柱みたいに小さいと言っています。
最後の「キスあげる」は愛情表現の代名詞であるキス(接吻)と魚のキス(鱚)のひっかけです。
「カズノコ」から始まるサビ部分は実はもっと奥が深い
このサビの部分はもうちょっと深いニュアンスがあるように思います。
男の子と女の子の甘く切ない恋が描かれているのではないでしょうか。
こんな感じにまとめてみました…。
「今日は彼女とお寿司屋さんに来た。
彼女は高級なカズノコが好きだけど、僕は安価なのり巻が好き。
寿司と同じように、最近僕らはすれ違いが多いかも…。
えっ?泣いてるの…?
鱚(きす)を注文してあげるから泣かないで。
実は、鱚はKISSのメッセージを含んでいるんだよ!」
みたいな…。
『スシ食いねェ!』は日本がバブル全盛の時期に突入し始めた頃に作られた曲。
その時代の若者を見事に表現しています。
ちなみに私はカズノコが苦手です…。
後半はエンディングまでノリノリ!
腹が立つほど腹へった(ヘイ・おまち)
お次は玉子かネギトロか(ヘイ・おまち)
あやしい者ではござらぬが(ヘイ・おまち)
おっとくしゃみが止まらねェ(ヘイ・おまち)
出典: スシ食いねェ!/作詞:岡田冨美子・S.I.S、作曲:後藤次利
ここからエンディングまでは深い意味はまったく無いノリノリの歌詞が続きます。
「~ござらぬが」「~止まらねェ」で粋な江戸っ子をイメージしていますね。
二回目のサビは単刀直入でストレート!
のれんをくぐれば天国(パラダイス)
バンザイ!日本の誇りさスシは
ほっぺが落ちても知らないぜ
乾杯!そろそろおなかも満腹 アガリ!
出典: スシ食いねェ!/作詞:岡田冨美子・S.I.S、作曲:後藤次利
二回目のサビは単刀直入でストレートな歌詞です。
なんだかお寿司屋さんに行きたくなってきました…。
寿司にあるあるの内容の歌詞が続く
タクワン食ったら歯につまる(ヘイ・ようじ)
ワサビがききすぎ茶をすすれ(アッチッチッ)
梅巻食ったらオハグロか(ヘイ・おしぼり)
最後はアッサリ アサリ汁(ズルズル)
出典: スシ食いねェ!/作詞:岡田冨美子・S.I.S、作曲:後藤次利
うん、うん、こんなのあるある。
特に「ワサビ~」のところは毎回必ず一度は発生するかも。
そして食べ終わって、おあいそで終了
ここのスシ屋は日本一
スシ食いねェ スシ食いねェ おやじ ハウマッチ?
おあいそ おあいそ おあいそ あいそ あいそ
おあいそ おあいそ おあいそ あいそ あいそ
あいそ マイド!
出典: スシ食いねェ!/作詞:岡田冨美子・S.I.S、作曲:後藤次利
気分は満腹で終了です!!