「Food」は神からのギフト
「Food」に授かる前提条件
神の恵みに感謝していただく
味がなくならないでね
出典: Food/作詞:Fukase 作曲:Fukase
「Food」は毎日3食ほど神から贈られるギフトです。
動植物に神の概念があるかどうかは別として少なくとも人間であるうちは神への感謝は欠かせません。
あらゆる「Food」に神からの思し召しの性質が宿っている。
だから「Food」を摂取するためには神への感謝を忘れてはいけない。
それが「Food」に授かる前提条件だとFukaseは認識しています。
「Food」の属性である「味」への期待は次の節への導入部を兼ねているので先へ急ぎましょう。
「Food」の食感
様々な味わい
Juicy (ジューシー)
Crispy (サクサク)
Crunchy (ボリボリ)
Fluffy (フワフワ)
Tender (やわらかい)
Chewy (モチモチ)
All Delicious
出典: Food/作詞:Fukase 作曲:Fukase
少し難しい議論を経た後に「Food」の様々な食感を英語で並べ立てます。
この楽曲「Food」を聴いた方はゴリゴリのEDMサウンドに狂喜するはずです。
そしてこの音楽は日本だけで消費されるのはもったいないと思うことでしょう。
SEKAI NO OWARIは海外進出を展開しています。
End of the Worldという名前で世界を相手に闘っているのです。
この曲「Food」もSEKAI NO OWARIとしてだけでなくEnd of the Worldでも展開して欲しい。
そう願うファンも多いです。
このサウンドと歌詞ならば世界で闘えるはず。
今後の推移を期待しましょう。
食感を表す様々な言葉。
どの言葉も「音感」が気持ちいいです。
どれも美味しそうな「音感」を持つ言葉といいましょうか。
食欲をそそる歌詞です。
「Food」を美味しく「調理」する
「調理」するのは人間だけ
時間をかければ良いわけじゃない
それぞれ適した調理法がある
出典: Food/作詞:Fukase 作曲:Fukase
2番の歌詞になると話題は調理法の話に変わっています。
素材を活かす調理法が問題になるのです。
素材である動植物・魚介類自体が神からのギフト。
美味しくいただくとこは人間の努めでしょう。
「調理」「料理」
素材に手を加えるのは人間だけです。
人間に生まれついたならばこだわりたいこと。
「調理」「料理」は奥深い伝統や習慣などの背景を持っています。
「腐敗」とは何か?
様々な調理法がある
寝かせるもの、サッとやるもの
味付けの濃いもの、素材を活かすもの
新鮮なもの、腐敗したもの
固くするもの、柔らかくするもの
出典: Food/作詞:Fukase 作曲:Fukase
「調理」「料理」に関して漠然とした表現ですがいくつか方法を述べています。
あまり具体的な「調理」について語っても歌詞にはなりません。
これくらいに漠然とした書き方であるのは仕方ないことです。
Fukase自身は料理好きなのかな? など考えてしまいます。
この抜粋した部分で不思議なのはFukaseがなぜ「腐敗」について語っているのかです。
通例、素材が「腐敗」した段階で「調理」も「料理」もされません。
「腐敗」というワードではなく「醗酵」であったならば分かりやすい。
チーズやヨーグルトなどの醗酵食品は馴染みのあるものです。
なぜここで「腐敗」というワードが登場したのでしょうか?
その答えは後半部分に至っておぼろげに見えてきます。
先へ急ぎましょう。