「祭りのあと」

桑田佳祐「がらくた」ライブツアー開催決定!!公演&チケット情報はこちら♪の画像

累計81万枚でシングルとしては3番目の売上、1990年代に発売された中では1番売上があった曲です。

1994年10月に発売されましたが、それからおよそ7年後に発売された「波乗りジョニー」までシングルはリリースしませんでした。

眠れない街に愛する女性(ひと)がいる

出典: https://twitter.com/sazan_kashi_bot/status/910437650477211649

というサビの歌詞が忘れられないのは、日本TVのドラマ「静かなるドン」の主題歌、桑田出演のキリン「JIVE」のCMソングとして、その他ラジオ番組のエンディングテーマソングなど各所で流れていたせいもあるのでしょうか。

うだつの上がらない弱気な男を歌っていて桑田の曲としては地味目に感じるのですが、とても心打たれる曲です

アルバム「がらくた」

20178月に発売された「がらくた」は、桑田佳祐5枚目のアルバムです

(以下、次のサイトおよび雑誌を参考にしました)

桑田佳祐 ニューアルバム「がらくた」8月23日発売!!全国ツアーも開催決定!

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タイトル「がらくた」の意味

タイトルについて桑田はこう述べています。

ありとあらゆる要素が無作為に交錯する現代社会の見立てであり、そんな無意味に積み上げられた「がらくた」の中にこそ、ものごとの本質や素晴らしさが宿る。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8C%E3%82%89%E3%81%8F%E3%81%9F_(%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%A0)#cite_note-kuwata1-1

ちょっと難しい表現ですね。

いろいろなものがごちゃ混ぜになっている今の社会を「がらくた」と表現して、こうした「がらくた」の中でこそほんとうのことがわかるし、宝物が眠っている、ということでしょうか。

たしかに、押し入れや物置で眠っている「がらくた」の中には、自分の小さい頃の思い出がいっぱい詰まっていて、自分が親から愛されて育てられたんだなと実感できることもあります。

ときには、プレミアが付くような品が入っているようなときもあります。

たとえ、他人には価値がなくても自分にとってはとても大事な物だったりします。

大上段に振りかざすことなく、みんなに親しんでもらえる“小品”を目指した

出典: http://special.sas-fan.net/special/garakuta/al/?id=interview

桑田佳祐「がらくた」特設サイトで言っています。

桑田がニューアルバムを出すとなると、皆放っておかないですからね。あらかじめ「がらくた」のようなアルバムだよと謙遜したのでしょうか。

それでは、「がらくた」に収録された曲のうち3曲を紹介します。

若い広場

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NHK連続テレビ小説の『ひよっこ』の主題歌として何度も聞いている人も多いと思います。

聴いた人が前向きな気分になれるものを目指したといいます。

たしかに、この曲を聴くと憂鬱な朝も元気になれます。

ドラマの舞台のように、昭和の雰囲気がたっぷりと入っています

「あの日見ていたサウンド・オブ・ミュージック」とありますが、ワード的には、とくにこれぞ「あの頃」という言葉は多く散りばめられているわけではありません。

しかしこの曲に描かれた人の心や雰囲気が、あの今よりも温もりがあってのんびりしていて、かつ活気があった時代を彷彿とさせてくれます。

(ミュージック・ビデオは、あの時代そのままです)