オアシスと果樹園

「愛のプレリュード」とともに、自分が出演したJTBのCMソングで、ハワイがテーマ。桑田というとサザンも含めて湘南の海が多いけれど、今回はハワイの荒々しい海をイメージしたそうです。

この曲で特筆すべきは、桑田には珍しく詞からイメージを膨らませたことです。

じつは「がらくた」の他の曲にも、たとえば、「ほととぎす[杜鵑]」と「簪/かんざし」も「歌詞ありき」であって、そのせいかこの2曲には珍しく英語がひとつも入っていません。

ただ、「オアシスと果樹園」には、サビの部分に“All the Way”などの英語が入っています。

桑田佳祐といえばメロディーがあっての詞でしょうが、これらの曲は歌詞だけでも独立しているような安定感があります。

ヨシ子さん

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桑田佳祐16枚目のシングルで、2016年6月に発売されました。

桑田が出演しているWOWWOW「開局25周年」のCMソングです。

3年3か月ぶりに出したシングルですが、メロディーと歌詞PVを見ても圧倒的に「妙な」な楽曲であり、そこにこそ「還暦を超えても、桑田佳祐健在」と感じたファンも多かったのではないでしょうか。

「若い広場」もそうですが、より印象的に昭和を散りばめつつ、また、おじさんはHIPHOPみたいなのは疎いといった歌詞が入っているにもかかわらず、ヒップホップの最新型のアクセントを取り入れています

PVを見ているだけでも、自分も不思議な世界に引き寄せられて、いつの間にか同化してしまいます。

そんなインパクトのある「ヨシ子さん」は、もはや桑田のライブの定番曲になるつつあるようです。

まとめ

ソロ活動30周年に出したソロ・アルバム「がらくた」のキャッチコピーは、

「その男、どスケベにつき!ソロ30年目の衝動」

北野武監督の映画「その男、凶暴につき」のパロディーでしょうか。

なんにしろ、タイトル「がらくた」といい、この「キャッチコピー」といい、

自己卑下を演じながらも、桑田佳祐の自信、気合が感じられます。

アルバム「がらくた」のタイトルを冠する「桑田佳祐LIVE TOUR 2017『がらくた』」、皆さんもぜひ参加してください。

もし、目的のアリーナやドームに空席がなかったら、これまでのライブ同様いつか出るであろうライブ映像を楽しみにしていてください。

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