オリコン1位!
今回ご紹介するのは、浅香唯さんのヒットソング「セシル」です。
「セシル」は、1988年8月にリリースされた浅香唯の11枚目のシングルである(EP: 7HB-40, 8cmCD: 10HD-40)。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/セシル_(浅香唯の曲)
楽曲の構成
早速1番の歌詞から読んでいこう
では、まずは一番の歌詞から。
彼氏に何が起きたのか?
あなたの悲しみ 代われるなら
私はこのまま そばにいたい
出典: セシル/作詞:麻生圭子 作曲:NOBODY
「あなたの悲しみ」とは、具体的にはどんなことなのでしょうか?
「セシル」は恋愛の歌でもあるので、相手が恋に破れたという可能性も考えられます。
しかし、ここではこんな仮説を立てました。
相手におきた悲しみ、それは家族に関係のあること。例えばこんな感じです。
- 親御さんと喧嘩した
- 親類にご不幸があった
- 父親あるいは母親が再婚することになった
なぜこう考えるかは、曲名でありこの後の歌詞に登場する「セシル」がヒントになっています。
そして、2行目の歌詞で、主人公の相手に対する姿勢が見えてきます。
遠くから見守るのではなく、相手に寄り添いたいと考えている主人公。
2人の間には、関係性が確立しているのでしょう。
踵を揃えた 二人の影
こんなに背の高さ違うの
出典: セシル/作詞:麻生圭子 作曲:NOBODY
先ほど書いた、2人の関係性。
それは、この歌詞でも読み取ることができます。
夕暮れ時なのでしょうか、太陽を背中に並んで立つ2人。
目の前に伸びた影から、身長の差に気がつきます。
きっと、幼い頃はほとんど同じだったのでしょう。
気がつけば、自分も相手もこんなに成長し、そして相手は思っていたよりも大きくなっていました。
主人公の相手に対する思いも、少しずつ変化していくのです。
セシルの嘘とは?
映画で見た セシルのように
嘘は言いたくない
出典: セシル/作詞:麻生圭子 作曲:NOBODY