黄色で思い浮かべる感情は?
みなさん「黄色」と言われて思い浮かぶ形容詞や感情はどんなものがあるでしょうか?
国によって違いますが、日本では「ハッピー」や「ひょうきん」といったイメージが多く見受けられます。
風水の黄色の役目
風水でも部屋に黒いものがあるときは、黄色いグッズで緩和させたりして、幸福を呼びます。
例えば、黒いソファーには黄色いクッションを置いたりといった具合です。
他にも「青」には悲しい、寂しい、憂鬱といった感情イメージを持つ人もいますね。
注目のイントロ!
Hello Yellow!で注目したいのは”入り”の部分です。
アカペラで単語一つ歌ったところでアコースティックギターのダウンストロークが流れてきます。
この場合、演奏者と歌手が同じ方が合わせやすいです。
ほとんどの曲はイントロのあとに歌声が入るわけですから、演奏者は演奏者同士で息を合わせればいいのです。
しかし、アカペラから曲というパターンでは演奏者が歌手の歌い始めに神経を研ぎ澄まし、出だしを演奏します。
これは、まるでオーケストラの指揮者がタクトを振り下す瞬間にストラディバリウスの弓を弾くような心境でしょう。
アコースティックギターとは?
冒頭から流れるギターの音ですが、硬いイメージがすると思います。
これはスチール弦の特徴で、アコースティックギターのうちのフォークギターに使われます。
一方、演歌やフラメンコで使われるナイロン弦のギターはクラシックギターと呼ばれます。
つまり、アコースティックギターとはフォークギターとクラシックギターの総称です。
なぜ誤解が生まれたのか?
日本では、一般的にフォークギターの方が普及しています。
そのため、アコースティックギターと言えばフォークギターという誤解が生まれ易くなってしまったのです。
そもそもクラシックギターはピックを使いません。
ピックを使うとすれば、フォークギターです。
Hello Yellow!では、フォークギターをピックで演奏しています。
聴いているうちにピックなのか手なのか分かってくるでしょう。
色の対比が魅力的な歌詞
Blue and Yellow White and Tomorrow
Red and Yellow Me and Tomorrow
出典: Hello Yellow! / 作詞 高橋久美子 作曲 Christian Rabb / Frida Molinder / Justine Tiny Bedser
途中のコーラス部分に耳を澄ませる
ここでは色からイメージする感情を英語で表現しています。
コーラス部分に青、白、赤は一回ずつしか登場しませんが、黄色は二回登場します。
なぜでしょう?
答えは”韻を踏むため”です。
yellowの”ow”とtomorrowの”ow”が同じ発音記号なので、聴いていて心地よく感じます。
気になる方はオックスフォードなどの英英辞典で調べてみて下さいね。