【愛のままで…/秋元順子】"団塊世代の星"が歌う愛とは？歌詞を徹底解説！カラオケでは公式PV配信中

恋の形、愛の形は人それぞれであり、それを比較していてはキリがありません。

若い頃は周りと比較し、競い合いがちですが、大人の愛では、自分が愛するただ一人の人が、自分を愛していてくれる、それが幸せだと気が付いているのです。

この世に生まれるという奇跡を経たあと、パートナーである「あなた」に出会うための「偶然」を重ね、やがて巡り逢うという奇跡を再び起こします。

必然に見える「出逢い」というものも、奇跡なのです。

恋人であっても、夫婦であっても、お互いを愛おしく思う気持ちで一生を終えるためには、生涯ときめきを与える必要があります。

それは大げさなことではなく、パートナーを思いやる、ということでもあるのです。

しっとりと、パートナーに願いを伝える、なんとも大人な歌詞です…。

過去の恋愛も含め、過ぎた日々のことを語り合っても、何の生産性もありません。

それであれば、今の時間を惜しむかのように、愛しみあおうという意志の見られる歌詞です。

若い頃にはなかなか相手の過去を許すことは出来ませんが、大人になり、残された時間が短くなればなるほど、振り返ることよりもこれからを大切に思うものです。

あの頃は幸せだった…、と、そう儚く思うよりも、目の前にある現実を大切にしようという気持ちが表現されています。

濃厚な表現を使うことにより、愛情の深さをより強く表現しています。

生きている意味を探すことよりも、愛する人の腕の中でただ過ごしていくという幸せがどれほど特別なものであるかを物語っています。

キャンドルの灯は命のことを表現しており、その命がつづく限り、互いに愛し尽くそう、人生を愛の物語で終えようという、先が短い人特有の愛の歌詞に仕上がっています。

若い人も、秋元順子と同年代、またはそれ以上の年齢の方も、ぜひこの、大人の愛をしっとりと歌い上げた「愛のままで…」を堪能してみてください。

単に、先が短い人にとってのラブソング、ということだけではなく、その終着点が見えてきた人生の中で、人はどう他人を愛するのかが表現されています。

また同時に、相手をどう愛するべきなのかということも見えてくるはずです。

「この世に生まれ巡り逢う奇跡」を果たした人々は、やがて別れというものを経験しなければなりません。

その時までに、どれだけ最大限にパートナーを愛せるのか、ということが重要です。

ぜひ曲の世界観に浸り、自らの現状を見つめ直して見てください。

秋元順子のように、歌謡曲を歌う歌手ともなると若い方にはやや抵抗があるかもしれません。

しかし実際、コード進行などは、日本人が生まれつき心地よいと感じるものをつめこんで制作されているため、歌謡曲が歌えるとどの年代の方にも受けます。

大きな話題を呼んだ「千の風になって」もその一環ですので、是非こちらも聞いてみてください、おすすめです♪