アップビートなEDMのダンスナンバー『REVOLVER』
シングルではないがファンのお気に入りの曲
本楽曲『REVOLVER』は、2015年発売のセカンドアルバム『GENERATION EX』の中に入っています。
5thシングル『NEVER LET YOU GO』のカップリング曲です。
しかし、GENERATIONSといえばダンスです。
ファンの中でもしばしば、シングルカットされていない曲の中で好きな曲として挙げられる曲です。
2014年公開MAKIDAI主演映画『俺たちの明日』主題歌

実は本楽曲は、MAKIDAI主演の映画『俺たちの明日』の主題歌として使われています。
2014年に公開されました。
映画『俺たちの明日』は、盗みのプロに扮するMAKIDAIが怪しげな質屋で危ない事件に巻き込まれます。
質屋という密室で起こるサスペンスです。
MAKIDAIの運動神経の良さを活かしたアクションシーンもあります。
ところで『俺たちの明日』というと、名画『俺たちに明日はない』のオマージュかな?と思われるタイトルです。
『俺たちの明日』も『俺たちに明日はない』と同様、ノワールな雰囲気を醸し出しています。
少なくともタイトルをつけるときに意識しているのはきっとクラシック映画『俺たちに明日はない』です。
映画『俺たちの明日』では、MAKIDAIが銃をぶっ放しています。
本楽曲『REVOLVER』は映画にぴったりの楽曲となっています。
また、GENERATIONS from EXILE TRIBEのサポートメンバーも出演していますので見逃せません。
『REVOLVER』の情熱的な歌詞を紐解こう
『リボルバー』とは
Like a revolver let’s bang it out now
Like a revolver I’ll love you down now
Like a revolver let’s bang it out now
Like a revolver I’ll love you down now
出典: REVOLVER/作詞:P.O.S. 作曲:SKY BEATZ,SHIKATA,CHRIS HOPE
リボルバーとは、回転式拳銃のことです。
銃弾を充填する装置がクルクル回る、映画などでよく使われる銃ですね。
リボルバーがタイトルに使われたのは、リボルバーみたいにきみの心を撃ち抜くよ、という意味です。
銃は男性的な恋愛感情を表わすのによく使われる小道具です。
「bang」は銃声を放つ音を表わします。
「love down」は完全に愛するという意味で、「君をノックアウト」という感じでしょうか。
まさにGENERATIONSにノックアウトされてしまいそうな歌い出しです。
女性を狙っている!?
So load it up (Load it up)
止められない
We gon let it blow (Let it blow)
その心に狙い定めて
(Like a revolver I’m ready to fire)
出典: REVOLVER/作詞:P.O.S. 作曲:SKY BEATZ,SHIKATA,CHRIS HOPE
「load」とは、リボルバーに銃弾を充填することです。
「blow」とは、銃が火を吹くことです。
「リボルバーのようにまさに火を吹こうとしている」といっています。
情熱的な表現です。
主人公には好きな女性がいます。
本当に好きなのでしょうか。
好きというよりは、狙っている女性といっていいかと思います。
優しい気持ちの好きだとか愛しているとかいう感じとは少し違うようです。
非常に男性的な感情を表わす表現のように思えます。
先ほども述べたように、男性的な恋愛感情を表わすのに「銃」を用いる表現は過去にもあります。
古いですが、筆者は世良公則の往年の大ヒット曲『銃爪(ひきがね)』を思い出しました。
昔も今も、男性の頭の中にはそういうイメージがあるようですね。
女性は別にそういう愛情を求めているわけではないのですが…
「ぼく」の情熱は本物?
この情熱を受け止めて
何も恐れずに
このまま Give it to me
全て君次第 今すぐ
引き金(引き金を)その指先でそっと引いて
出典: REVOLVER/作詞:P.O.S. 作曲:SKY BEATZ,SHIKATA,CHRIS HOPE
恐れずに自分に気持ちをぼくに預けて欲しいという想いが表われています。
自分はきみのことが好きだから、あとはきみ次第だといいたいのです。
しかし女性としては、これではまだ信じられません。