遠い空に光る星 先を急ぐあなたを照らせ
立ち向かうその背中を 優しく讃えるように
出典: 明日へ向かう人/作詞:半崎美子 作曲:半崎美子
進み続けるということ
前を向くそれだけでも辛いことが時にはある
それでも進むことをあきらめないで
出典: 明日へ向かう人/作詞:半崎美子 作曲:半崎美子
1番サビの歌詞です。
短い言葉で綴られていて、前を向いて進み続けた先に何があるのかは、語られていません。
それでも、とても勇気づけられるこの言葉。
進んだ先がどうこうではなく、進み続けるという行動そのものに意味があると信じさせてくれます。
優しさは強さから
時にしだれる柳のように風に負けない人になって
悲しい時こそ手を取って 何も言わずに揺れていよう
出典: 明日へ向かう人/作詞:半崎美子 作曲:半崎美子
続いて2番のAメロを見ていきましょう。
ここでは、優しくあるために強くなるというような内容が歌われています。
風にも負けずに立ち向かって来たからこそ、人の痛みを理解できるのでしょう。
自分もその痛みを経験したからこそ、その人を勇気付けられる。
何もいわずにそばにいることも、十分にその人の支えになるでしょう。
優しく包み込む歌詞
西の空に沈む陽よ 明日へ向かうあなたを照らせ
傷ついたその背中を 優しく支えるように
出典: 明日へ向かう人/作詞:半崎美子 作曲:半崎美子
2番Bメロの歌詞です。
1番のBメロと内容は似ているように感じますが、少しニュアンスが違いますね。
この部分から感じるのは、追い風というよりも、慰めでしょう。
気分が落ち込んでしまったときには、応援よりも慰めのほうが活力になることもあります。
そんな、優しく包み込んでくれるような歌詞になっていますね。
1番、2番を通して伝えること
声を枯らして泣いても辿り着けない場所がある
それでも生きることを 信じることをあきらめないで
出典: 明日へ向かう人/作詞:半崎美子 作曲:半崎美子
2番サビの歌詞です。
人間は万能ではありませんから、どんなに頑張ったって叶えられないことも当然あります。
それでも、頑張ったことは無駄にはなりません。
叶えられなかったことだけがすべてではなく、どこかで必ず報われる瞬間に繋がっています。
1番、2番を通して、進み続けること自体に意味があることを伝えてくれていますね。
進み続けた人だから
今回は半崎美子の「明日へ向かう人」を紹介しました。
短い言葉で綴られた曲ですが、一つ一つに沁みるものを感じます。
それは何よりも、彼女自身が進み続けた人だからではないでしょうか。
17年にも渡る長い下積み時代。
苦しいことも、うれしいこともたくさんあったのでしょう。
そしてそのすべてに意味があることを、彼女は感じていたのでしょうね。
結果はもちろん大事です。
でもその進み続けた17年が、彼女の言葉の重みの根源になっていることは間違いないでしょう!
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