2番では、自分の想いを身近にいる人たちに打ち明けます。
ですが、恋の悩みを相談したけど、さらに不安が増していく…。
そんな恋に臆病になっている主人公の気持ちが表現されています。
みんなどうせ他人事…
友達の誰に相談しても 結局はみんな同じで
当たっちゃえよとか砕けちゃえとか
完全に人事ですか
実際砕けたらどうすんだって 多分砕け散るんだって
どうしようどうしよう ああなんか眠くなってきた
出典: ハイスクールガール/作詞:清水依与吏 作曲:清水依与吏
勇気を出して身近にいる友人に恋の悩みを聞いてもらった主人公。
きっと、友人はそんな恋に臆病になっている主人公を見てイライラしたのでしょう。
2行目の歌詞を改めてチェックしてみてください。
この歌詞は、本楽曲の歌詞を読んでいる私たちの想いも表現されているようにも思います。
「好きな人がいる」と友達が悩んでいる。
だけど、会うたびに「まだ気持ちを伝えられてない。だけど、恋人になりたい」という友達。
片思いの時期が長いと「早く告白しちゃえばいいのに!」ともイライラしてきませんか?(笑)。
友達が真剣に悩んでいるのは分かるけど、ずっと立ち止まっているのも良くはありません。
友達が背中を押してくれていることに気づかずに、まだ悩み続けている主人公…。
主人公は、こんな不安な状態で好きな人に告白できるのでしょうか?
モヤモヤがどんどん募る…
ああ明日になったら君が彼女になってないかな
そうしたらもう何もいらないのにな
君がいないとたぶん死んじゃうんだよ
目の前にいなければ
こんな簡単に言えるのになぁ
出典: ハイスクールガール/作詞:清水依与吏 作曲:清水依与吏
1番のサビをまた繰り返して、歌い上げています。
友達に怒られたけど、まだ「朝になったら恋人になっていたい」というワガママな気持ちがある主人公。
まだ告白する勇気はないようです…。
でも、こんな風にずっと告白するか悩むってことは男性でも女性でもありえること!
1行目の歌詞のような気持ちになっている方も少なくないかと思います。
さあ、主人公の男性は、今度こそ告白できるのでしょうか…?
3番では妄想や欲望はどんどん膨らんでいく
3番では、好きな人へ想いがさらに強くなっている様子が描かれています。
いつの日か好きな人と…
抱きしめたいし キスもしたいし
出典: ハイスクールガール/作詞:清水依与吏 作曲:清水依与吏
好きな人への想いが強すぎて、妄想も止まりません。
でも、これは、あくまでも妄想でもあるし欲望でもあります。
…さあ、ついに告白するのでしょうか!
まだ告白の勇気が出ない…
ああ明日になったら君が彼女になってないかな
そうしたらもう何もいらないのにな
君がいないとたぶん死んじゃうんだよ
目の前にいなければ こんな簡単に言えるのになぁ
ああ明日になったら君が彼女になってないかな
そうしたらもう何もいらないのにな
両腕じゃほら抱えきれないんだよ
この想いが早く溢れ出してしまえばいいのに
出典: ハイスクールガール/作詞:清水依与吏 作曲:清水依与吏
「好き」という想いはどんどん強まっているのに、やっぱり告白の勇気がでないようです。
友達からは「失敗するかもしれないけど、早く告白しなよ!」と言われている。
だけど「失敗」が怖くて、やっぱり「好き」という気持ちを伝えるのが怖い…。
見ている私たちもモヤモヤしてきますが、主人公はもっとモヤモヤしているのかもしれません。
でも、気持ちを言葉で伝えないと、相手には伝わりません…。
なにかのきっかけで気持ちを伝えられるかも?
間違えて口が滑っちゃえばいいのになぁ
出典: ハイスクールガール/作詞:清水依与吏 作曲:清水依与吏
きっと主人公の男性は、正式に「告白」という形で気持ちを伝えることに臆病になっているのでしょう。
だったら、なにかのきっかけで、ポロリと「君のことが好きだ!」と言えばいいのです。
飲み会などの集まりで、好きな人との会話ができた。そして、つい、気持ちを声に出してしまった!
こんなきっかけで、お付き合いを始めたという恋人もたくさんいるのではないでしょうか。
結局、本楽曲では、好きな人に気持ちを伝えることができなかった主人公…。
けど、このあとに、お付き合いできたかもしれません!
無事に彼女になれたのかどうか…。これは、私たちが勝手に妄想していきましょう(笑)。