日射しが照りつける程に暑い真夏。
「ユラユラ揺れる」の歌詞のとおり、夏の恋というものは動きやすく、良い意味で流されやすいものです。
男の子にとってもチャンスであり、女の子にとっても夏は絶対にチャンスでしょう。
熱くなるこの気持ち
手のひらから伝わる熱 私だけじゃないよね
出典: ミラクル/作詞:miwa 作曲:miwa,NAOKI-T
「手のひらから」という事は、既に手を繋いでいる状態ですね。
さらに、「伝わるほどの熱」はドキドキしている心の気持ちをあらわしています。
好きな人と手を繋ぐだけでドキドキはするものですよね。
「私だけじゃないよね」の歌詞から伝わる様に、お互いにドキドキしているのではないでしょうか。
キラキラあなたがまぶしくて いつから恋が始まったの
私 裸足のまま 駆け抜けてゆく
出典: ミラクル/作詞:miwa 作曲:miwa,NAOKI-T
いつからか知らない間に恋が始まっている、まさに夏の恋をイメージさせます。
ふたりで遊んでいるうちに、話しているうちに好きに…なんて経験はないでしょうか?
そんな時、彼を見るだけでキラキラ輝いている様に見えるものです。
裸足のまま駆け抜けて行く程、テンションも上がってしまうものですよね。
まばたきしたら過ぎる瞬間 忘れないでね
いちご味のかき氷 溶ける頃には切ない想い
あななとなら ××××××
出典: ミラクル/作詞:miwa 作曲:miwa,NAOKI-T
暑い夏の恋とかき氷は、まばたきの瞬間のように早く過ぎてしまいます。
1秒1秒を忘れない様に大切にしたいですね。
この「ミラクル」の曲で注目されている部分でもある「×××××」のフレーズですが、「I work a miracle.」と言っています。
私は、あなたとなら奇跡を起こす事が出来るよ…と男の子に呼びかける歌詞となっています。
このフレーズの部分をあえて「×××××」で隠す事から、切ない女心をうたっているmiwaの気持ちが読み取れますね。
閉じこもっていた心 解き放てば見えてくる世界
こんなにもきらめいて モヤモヤしたって始まらない
思い出にはまだ早いよ 迷わずに飛び出して
どこへだって行けるはずでしょ 太陽沈まないで
出典: ミラクル/作詞:miwa 作曲:miwa,NAOKI-T
夏の恋は良い意味でも悪い意味でも動きやすいものです。
”好き”という感情があるうちに男の子の方から一歩前へ進んで欲しい気持ちが伝わります。
「思い出にはまだ早いよ 迷わずに飛び出して」と言っているように、夏の恋とともに少し焦っている女の子の気持ちも伝わります。
今すぐあなたに会いたくて いつでも恋は少し苦しい
短い夏がほら 加速させるの
二度と戻れないこの瞬間 つかまえててね
夜空に打ち上げ花火 消える前にお願い早く あなたとなら ×××××
出典: ミラクル/作詞:miwa 作曲:miwa,NAOKI-T
恋はキュンとすればする程、心苦しくなってしまうものですよね。
この夏は短いから、あっという間に過去の思い出になってしまうのではないか、と女の子は感じている筈です。
「二度と戻れないこの瞬間 つかまえててね」と言っている様に、今すぐ、迷わずに飛び出して欲しいと願う気持ちが伝わってきます。
あなたとなら、奇跡を起こす事が出来るのに…。
まとめ
POPにメロディー歌い上げながらも切ない夏の女の子の気持ちをうたったmiwaの「ミラクル」。いかがだったでしょうか?
早く過ぎ去ってしまう夏の恋と分かっているからこそ、焦る気持ちも募ってきてしまうものではないでしょうか。
切なく純粋な気持ちが夏らしいメロディーに乗った、実にmiwaらしい曲です。
この曲は女の子だけに向けられたメッセージではなく、「迷わずに飛び出さないと、溶ける様に切ない思い出に変わってしまうんだ。」という、男の子に向けられたメッセージにもなっていると感じました。
繊細な男女の気持ちを浮かべながら、ぜひ聴いて頂きたいです。
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