信じる心が未来を形作っていく
2021年は平井大さんにとって、楽しくも忙しい日々になるに違いありません。
「Sunday Goods」と名付けたテーマで、2021年の3月~5月にかけて次々と新曲をリリースしてきました。
配信は3週間に1度の日曜日という、かなり挑戦的なピッチではあります。
しかし1か月を待たずして平井さんの新曲を聴けるのですから、ファンはこの上なく嬉しいはずでしょう。
今回ご紹介する【Hero】はそんな企画の第3弾である楽曲で、5月9日にリリースされた1曲です。
ちなみに第1弾は【タカラモノ】、第2弾は【honey, don't you worry】という楽曲です。
どちらも注目度の高い曲なので、未聴の場合は要チェックでしょう。
【Hero】で歌われているのは、信じる力が未来を変えていくという希望に溢れた内容です。
ジャケットには可愛らしい子供の写真が使われていますが、これは幼少期の平井さん本人なんだそうです。
リリックビデオにもヒーローに扮した子供が多数登場し、明るい未来を期待したくなる内容に仕上がっています。
それでは早速、前を向く力のある歌詞を読み込んでいきましょう。
正しくあるには困難も付きまとう
この楽曲のリリックビデオは、印象的なシーンからスタートします。
2つのぬいぐるみが寄り添うような形で座り、雨に打たれて濡れているのです。
そこに平井さんの力強い歌声が重なり、陰鬱な雨雲を晴らしてくれるように感じられます。
信じることがすべてに繋がっていく
信じることがはじまりなのさ
その一つの想いが世界を変える
出典: Hero/作詞:EIGO(ONEly Inc.)・Dai Hirai 作曲:Dai Hirai
冒頭にくるこの歌詞は、今後この楽曲の中で複数回繰り返されるものです。
そして何よりそれが、曲の中心にあるテーマでもあるのです。
どんなことでも、まずは信じてみることから始めようと平井さんは歌っています。
それは実現させたい夢かもしれませんし、自分自身のことかもしれません。
いずれにしても信じることで生まれる想いが、その人を取り巻く世界を変える第一歩となるのです。
人に笑われるような滑稽な夢でも
誰かが笑った
無理だと言い放った
その夢物語が
未来を変えた
出典: Hero/作詞:EIGO(ONEly Inc.)・Dai Hirai 作曲:Dai Hirai
今や当たり前になっていることの中には、先人たちの苦労の元に成り立っていることもあります。
何か新しいことを成し遂げようとする時には、批判を浴びたりして風当たりが強くなることも考えられます。
このパートで歌われている歌詞も、まさにそのことを表しているといえるでしょう。
そんなことできっこないと笑われるようなことが、長い月日を経て偉業となることもあるのです。
思いを貫くためには変わり者になることもある
罵られ見下され
後ろ指を指された
そんな変わり者が
最後は正しかった
出典: Hero/作詞:EIGO(ONEly Inc.)・Dai Hirai 作曲:Dai Hirai
偉業を成し遂げた先人の中には、周囲から浮くようなタイプの人も多かったといわれています。
「あんな風だから変なことばかり考えるのだ」
目標があまりにも突拍子なくて、そのように思われる人もいたと思います。
しかし、そういう人たちが結果的に何かを成し遂げるのだと、引用歌詞の3~4行目で歌われています。
人類はそういったことの連続で、少しずつ前に進んできたといえるでしょう。
バカにされる側の人たちには申し訳ないですが、そうやってあらゆることが進歩してきたのです。
自分をしっかり保って力強く前に進んでいく
一匹狼を貫くことは実際、容易なことではないでしょう。
はみ出し者になるよりは、集団の中の1人でいたいと望む人は多いと思います。
しかし時には、それを曲げてでも「自分」を貫くべき瞬間があるのではないでしょうか。
同じじゃないから同じ方向を向かなくてもいい
Love, hate, fate
誰一人として同じじゃないはずだ
Don't be afraid
右向け右じゃなく前だけを向いて
出典: Hero/作詞:EIGO(ONEly Inc.)・Dai Hirai 作曲:Dai Hirai