「今日好き」とは
「今日好き」として知られているAbemaTVの人気番組、「今日、好きになりました。」。
初対面の高校生たちが2泊3日を一緒に過ごして本気の恋愛をするというリアリティーショーです。
今回ソフトバンク株式会社は、この青春恋愛リアリティーショードラマとコラボして楽曲を制作しました。
人を好きになる過程で誰もが経験する恋心を見事に表現し、たくさんの共感の声を集める『ウタコク』の歌詞。
なんと、高校生のリアルな告白の言葉を元に作詞されたんです!
ウタに気持ちを乗せてコクハクをするというところから、この曲名が誕生しました。
そしてこのラブソングを歌い上げるのは、10代の女子から大人気のアーティスト、足立佳奈さんです。
それではさっそく、『ウタコク』の歌詞に込められた想いを解説していきます!
いつの間にか芽生える恋心
いつも目線の先にいるのは・・・。
ah なんていったらいいんだろ
笑顔がステキなとことか
一緒にいて楽しいとことか
ブレザー貸してくれる優しさも
マシュマロ焼くのが下手なところも
なんかずっと目で追ってばかりで
自分でもびっくりする
出典: ウタコク/作詞:「今日、好きになりました。」製作委員会, 野本かもめ, 嶋野裕介 作曲:DJ Mass, Shoko Mochiyama, etsuco
多くの恋は、自分でも気が付かないうちになんとなく誰かを気になり始めるところからスタートするものだと思います。
その人がふと見せる笑った顔や些細な一面にキュンとしたり、不器用な面も素敵に思えてしまったり。
そういった他の人とは少し違った印象を持つ相手に、だんだん心が動いていく様子を表現している歌詞です。
しかし、最初はその気持ちが「恋」なのかも分からないという曖昧な感情を抱く主人公。
ただいつも目線の先にいるのは決まったあの人。
そんな自分に少しずつ恋心が芽生え始めているのかもしれないと気が付いていきます。
1つの想いを邪魔するたくさんの感情
なぜ「好きになること」が怖いのか
好きになるの怖かったり
めっちゃ不安とかあったけど
喋ったら気になっていたわけが
なんだかわかったりして
出典: ウタコク/作詞:「今日、好きになりました。」製作委員, 野本かもめ, 嶋野裕介 作曲:DJ Mass, Shoko Mochiyama, etsuco
少しずつある人のことが気になっていく主人公ですが、なぜ好きになることが怖いのでしょうか。
それは、その人を好きになることによって辛さや悲しみを味わうことになるかもしれないから。
相手が自分と同じ気持ちじゃないと分かった時に、傷つくことを分かっているから。
自分が苦しい思いをするかもしれないことに恐れを感じているのです。
ですがそんな主人公の不安も、本人と話すことで消えていきます。
もっとその人のことを知ることにより、今までは見えなかった内面の魅力が見えてきたのではないでしょうか。
好きになることへの恐怖を忘れさせるほど、だんだんと思いが募っているのです。
あと一歩の勇気
振られちゃってもいいから
今日の朝にはもっと がんばろうと思っても
勇気がなくて
出典: ウタコク/作詞:「今日、好きになりました。」製作委員, 野本かもめ, 嶋野裕介 作曲:DJ Mass, Shoko Mochiyama, etsuco
「好き」という感情を本人に伝えたい主人公。
でも、告白をする勇気がでない・・・。
「どう思われるかな」「変に思われたらどうしよう」と不安になるのでしょう。
これは恋をする多くの人が経験することだと思います。
しかし、振られてしまってもいいから気持ちを伝えたいと思える主人公の心はとても強いです。
もちろん好きな人なら、両思いになることを望むのが普通ではないでしょうか。
もし相手の気持ちが自分と同じじゃなくても、傷ついてもいいから、思っていることを伝えたいのです。
ただ、あと一歩。
あと一歩の勇気があれば「好き」と伝えられるのに・・・と少し落ち込んでいる様子が伺えます。
頭の中は「あなた」でいっぱい
一途な恋
もっともっと話したいし
そばにいたいし
ふざけたり笑い合っていたい
日に日に惹かれてくでも
嬉しいのに恥ずかしくて
出典: ウタコク/作詞:「今日、好きになりました。」製作委員, 野本かもめ, 嶋野裕介 作曲:DJ Mass, Shoko Mochiyama, etsuco