平井大【小さな丘の木の下で】歌詞の意味を考察！二人の約束と彼がいつまでも同じ場所で暮らす理由を深読み

結婚のときの彼の言葉。

彼女を世界で一番幸せにするという約束を守れなかったのでは、と彼は泣いています。

ですが、彼は「自分が世界で一番幸せだった」と感じています。

そんな彼の隣にいた彼女もまた、きっと世界で一番幸せだと感じていたのではないでしょうか。

彼女が眠っている木の下。

彼女は今でも、二人が出会ったこの木の下に眠っていて、この丘から街を見下ろしているのです。

彼は、そんな彼女を一人にしたくなかったのではないでしょうか。

あるいは、彼自身が彼女のそばに居たかったのかもしれません。

いずれにせよ、彼はずっとそこで、二人が出会った場所でもあり彼女が眠っている木の下で暮らすことにしたのです。

また、木の下で暮らしている彼を、彼女が空から見守ってくれているようにも感じられます。

二人の深い愛が感じられるラストではないでしょうか。

ここで、冒頭の歌詞をもう一度見てみましょう。

「永い」という文字は、「永遠」という言葉を連想させます。

この曲は、まさに二人の永遠の愛を表す物語だったのではないでしょうか。

「小さな丘の木の下で」は、二人の少年と少女の恋の話を物語形式で描き出す歌詞でした。

ストーリー性とともに、歌詞にはあとから「こういうことだったのか」と思わせる仕掛けがいくつかありました。

最後まで聴いてからもう一度最初から曲を聴くと、さらに切なく感じられます。

たくさんの魅力的な楽曲を生み出している平井大さん。

彼が2020年から3週間に一度行っている、日曜日の連続配信“Sunday Goods”。

その中でリリースされた、「Buddy」もおすすめです。

大切な人との生活を描く歌詞を解説したこちらの記事も、ぜひチェックしてみてくださいね。

また、こちらも同じく連続配信企画の中でリリースされた、「Stand by me,Stand by you.」。

この曲は、マイナビウエディングのWEBCMにも起用されました。

そのことからもわかるように、結婚をイメージさせる、ストレートなラブソングとなっています。

そんな「Stand by me,Stand by you.」の歌詞を解説したこちらの記事も、ぜひチェックしてみてください。