かりゆし58は泣ける曲が多すぎる!
かりゆし58の泣ける曲といえば……?沢山ありすぎて挙げきれません!
一度聴けばすぐにグッとくる曲や、何度も聴いて歌詞の意味を理解した途端に泣けてしまう曲。
彼らの曲には様々な「泣けタイプ」がありますが、どれも肝となるのは真っ直ぐな「歌詞」ではないでしょうか。
第10〜7位
第10位:ナナ
ナナ 気付いたよ 大切な人はこんなにも近くにいるんだね
ナナ 君だけさ 他には何もいらないよ 君がそばにいれば
薄っぺらなサイフに君の写真 時々眺めてニヤついている
すべてをかけてでも守るべきものを見つけたよ
出典: ナナ/作詞:前川真悟 作曲:前川真悟
この曲で描かれている2人はデートにも行けないほどお金がありませんでした。
お金があればあんなことやこんなことができるのに、と歯痒い思いもしたことでしょう。
稼いだお金は1円たりとも無駄にしないように必死だったのかもしれません。
でも財布の中の1円玉よりも、1万円札よりも大切な存在に気付いたわけです。
彼女の写真では何も買えません。しかし何も買えない=無価値ではありません。
お金では買えない幸せに気付いた、世界一幸せな男性が描かれているのです。
口下手でプロポーズに踏み切れずにいる方はぜひ、この曲を贈りましょう。
第9位:恋唄
不確かな永遠が結んだ小指に宿れば
月影峠の夜は静かに静かに更けていく
過ぎ行く季節の中で 寄り添う二つの影
悲しい程真っ直ぐに 永遠を欲しがった Oh…
出典: 恋唄/作詞:前川真悟 作曲:前川真悟
初恋が最初で最後の恋になる人は多くありません。
しかし誰もが「この恋が最初で最後ならいい」と思うでしょう。
この曲の2人も、指切りげんまんで未来を誓ったのかもしれません。
同じ未来に辿り着けるかどうかは曲中で語られていませんが、2人のひたむきさはよく分かります。
自らの初恋と重ね合わせて思わず涙があふれるリスナー続出の「恋唄」です。
第8位:流星
第8位は、年齢を重ねれば重ねるほど心に突き刺さる楽曲「流星」です。
目に見えるものと見えないものについてじっくり考えさせられます。
誰もがそれぞれ別々の命
旅立って行く「さらば さらば」って言いながら
僕ら喜びを唄に変えるのは 届くことのなかった祈りのためさ
この世界に 一粒の種を
出典: 流星/作詞:前川真悟 作曲:前川真悟
例えばかりゆし58が底抜けにハッピーな楽曲をリリースしても、彼らがハッピーとは限りません。
幸せになりたいという思いを胸に秘めたまま命を失った人。
彼らの幸せが結実するようにと願って幸せを歌うこともあるのです。
思いは目に見えないからこそ人は言葉を操り、歌を歌います。
誰かの願いを乗せたこの曲に、別の誰かが願いをかける。
曲自体が「流星」となって沢山の人々の思いを運んでいるということでしょう。
自己主張ではなく誰かの気持ちを代弁する歌詞だからこそ、リスナーの胸に突き刺さるのですね。