踏み鳴らせよ大地を 確かな夢抱いて
あの空に掲げた 想いは
今でもまだ それでもまだ
その手に 残っていますか
出典: さらば碧き面影/作詞:北川賢一 作曲:北川賢一
地に足を付け、自分の力で歩いていけ。
そう言って背中を押してくれるような歌詞です。
冒頭の「踏み鳴らせ」という歌詞をひときわ力強く歌っているのが印象的。
「あの空に~」からの歌詞は、過去の自分が描いた夢を歌っているのではないでしょうか?
ずっと追いかけてきた夢があった。
それを忘れてしまってはいないか?
「それでもまだ」と歌っているのは、きっといままでにたくさんの困難があったから。
けれど、過去に抱いた夢、それだけはどうか手放さないで。
そんな意味を込めて「残っていますか」と問いかけています。
いつまでも走り続ける
情熱よ 舞い上がれ 今
絶望を希望と 変えるまで
黄金の誓い 燃え尽きる事なく 日々君は
終わりなき挑戦
RUN AND RUN...
また 何度でも走り続ける
出典: さらば碧き面影/作詞:北川賢一 作曲:北川賢一
サビでは熱い言葉がたくさん使われています。
今こそ、これまでの努力が報われるべきとき。
そんな想いが「情熱よ~」の歌詞から感じられます。
絶望はいつか必ず希望に変わる。変えてみせる。
希望を掴む、その日まで。君の挑戦は続いていく。
「黄金の誓い」という歌詞は、きっと君と太陽の下で交わした約束のこと。
その約束を胸に、いつまでも走り続けていこう。
そんな想いが「RAN AND RAN」に乗せて歌われています。
未来はきっと輝いている
涙をエネルギーに変える
想い出は ホロ苦いほど 輝き増すものです
あの日 流した 涙も 胸に光る勲章となる
出典: さらば碧き面影/作詞:北川賢一 作曲:北川賢一
苦労した分だけ、その記憶は強く胸に刻まれる。
ホロ苦い想い出というのは、人によっては忘れたい過去になるのかもしれない。
けれど、それが懸命に努力した結果の”苦み”なら想い出は輝きに変わる。
涙がいつか勲章になること。それが泣いていたときには分からなかった。
過去に感じた悔しさや不甲斐なさ。
それらをすべて、これから生きていくためのエネルギーに変えていく。
そう思うことができたなら、何度挫折しても自分の力で立ち上がることができそうです。
目に映るのはあの日の想い
偽らざる心よ 道のりはまだ険し
その先に見据えた 想いは
今でもまだ それでもまだ
その目に 映っていますか
出典: さらば碧き面影/作詞:北川賢一 作曲:北川賢一
「偽らざる心」、それは自分の感情ときちんと向き合う姿勢のこと。
真っ直ぐな思いで未来を見つめていたい。
それは険しい道のりかもしれないけれど、その先に見えるものがあるだろう。
いつかの自分が未来へ馳せた想い。
それを決して忘れない。
現実がどれだけ厳しくても、その目には確かな未来を映していて。
「今でも」「それでも」。
絶対に逃げたりしない。その強い意志が伝わってきます。
未来でも君と繋がっていたい
情熱の 遥か彼方で
分かり得ぬ未来 掴むまで
碧き日の誓い 忘れる事なく 日々君と
繋がっていたい
KEEP ON AND KEEP ON...
この想いを 抱き続ける
出典: さらば碧き面影/作詞:北川賢一 作曲:北川賢一
「情熱の遥か彼方」という歌詞。
これは、いまの努力が報われるのはまだまだ先という意味だと思われます。
いますぐ結果が出せなくても、夢を掴むその日までは決して努力することを止めない。
「分かり得ぬ未来」には、きっと絶望も希望もある。
何が起こるか分からない人生。君と交わした「碧き日の誓い」を忘れずに歩いていこう。
この「碧き日」については、後ほど解説します。
君と交わした誓いを胸に抱いていれば、未来でも君と繋がっていられるはず。
いつか努力が報われるとき、君と喜びを分かち合えたらいい。
「KEEP ON AND KEEP ON」には、君との再会が願われているのではないでしょうか?
「碧き日々」とは青春時代のこと
情熱よ 舞い上がれ 今
絶望を希望と 変えるまで
灼熱の誓い 燃え尽きる事なく 日々君は
果てしなき挑戦
RUN AND RUN...
RUN AND RUN...
RUN AND RUN...
さらば碧き日々の面影
出典: さらば碧き面影/作詞:北川賢一 作曲:北川賢一
1番のサビでは「黄金の誓い」。
2番のサビでは「碧き日の誓い」。
そしてラストの大サビでは「灼熱の誓い」と歌われています。
灼熱の太陽の下、交わされた君との誓い。
共に過ごした青春の日々は決して消えることがない。
だから、君の挑戦はこれからも続いていく。
そして、最後にこの曲のテーマでもある「碧き日々」という歌詞が出てきます……。