僕と君の距離は微妙なところで近づいたり遠ざかったり、そんな距離を探していたころのままでいたかった。

僕は君の前に出ると上手に笑えない。どうやって笑えば自然にふるまっているように見えるかな。

もしこの瞬間が幻だとしたら、どんな世界も幻のまま終わるのに。

形の無い影

悲しいことばかり 気づいてない夏の午後
不思議な気持ちで 飲みかけのグラスを探して

ドアをこじ開けて 七日ぶりに外に出て
僕ら遠ざけた 形の無い影を探すよ

出典: MABOROSHI SUMMER/作詞:首藤義勝 作曲:首藤義勝

悲しいことが続いたために夏の午後の明るさにさえ気づいていませんでした。夏の午後だと気づいたとき、僕は何とも言えない気持ちで飲みかけのグラスを探したんです。

そして七日ぶりに外に出ようと、ドアをこじ開けました。なぜ?僕らの間に隙間を作った形の無い影を探すために。

このまま触れていたいのに

愛してよ 大きな空が覆うけど
怖がらなくていいんだよ
二人の距離 探してたあの日に
このまま 触れていたいけど

幻 幻 悪い夢から覚めて
幻 幻 あっちもこっちも幻だね
幻 幻 悪い夢から覚めて
幻 幻 幻 幻のまま

出典: MABOROSHI SUMMER/作詞:首藤義勝 作曲:首藤義勝

僕は君のことが大好きだから、君も僕を愛してほしかった。だけど君は空が覆っているからと怖がっていた。でもそれは怖がることはないんだと僕は君を包み込みたかったのです。

僕と君の距離はどのぐらいがちょうどいいんだろう、そんなことを考えていたあの日のままでいられたら、どれだけよかっただろう。

だけどすべては幻で、悪い夢から覚めても、周囲にあるものがすべて幻のまま消えていったのです。

ゆるいダンスが話題のPVに注目

「MABOROSHI SUMMER/KEYTALK」のゆるいダンスが気になる!歌詞&PVもあり☆の画像

KEYTALKの「MABOROSHI SUMMER」のPVダンスがゆるいと言われています。

「どういうこと!?」と思ってしまった方のために、PVをご紹介しましょう。

始まりはTVショー

「MABOROSHI SUMMER」は外国のTVショー風な始まりです。

夏のリゾートビーチの写真を背景に楽曲は続いていきますが、途中からMCとのトークへと移ります。

サビに入るとMCがマジックを披露していきますが、再びステージに戻ると今度は東京の夜景をバックに歌いだします。

「幻 幻」の部分に入ると、スクリーンに映し出されたようなボーカル2人のダンスが見られます。パラパラをゆるくしたようなダンスは思わず「なんだ!?」と叫んでしまいますよ。

2番に入っても相変わらずトークとライブが続いていきますが、衣装が微妙に変化します。またMCもメンバーに変わるという演出が見られます。

そして相変わらず「幻 幻」の部分ではゆるいダンスが入り、腕を上下に円を描くように踊っていきます。

その映像こそまるで幻のようで、曲を盛り上げているといっていいでしょう。

まとめ

KEYTALKの「MABOROSHI SUMMER」は初期のころの曲ですが、ライブでも歌われることが多いようです。ですから一度は聴いたことがるという方もいると思います。

まだ聴いたことがないという方も、ひと夏の恋の思い出を歌ったような「MABOROSHI SUMMER」を一度チェックしてみませんか。

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