どうやら二人は別れを選んだようです。

それが彼女の夢のためなのか、それとも街から出て行かないといけない事情があったのかそれはわかりませんがまだお互いに好きだということ。

最後にバス停で待っている彼女にちゃんと挨拶をしたいけれど、悲しくて着く直前でクルッと180°引き返してしまった。

隠そうと思っても彼女に対する思いがこみ上げて涙が止まらない。

いつの日か そっと話した
あの約束 は守れそうにないね
前に 進むことに決めた
もっと 強くなりたくなったかったら
愛した昨日 に別れのキスを
それで 強くなれる涙なら
明日 笑って手を振るよ 君のために

出典: https://twitter.com/GDGD_bot/status/726355524321566721

そっと約束したのはずっと一緒にいようという約束でしょう。

二人は離ればなれになってしまうためにその約束を守ることはできなくなった。

でも前に進もうと昨日までの二人の大事だった愛おしい思い出にさよならを告げて立ち直ろうと決意した。

そして自分との思い出が彼女の決意の足枷になってしまわないように悲しいけれど、離れたくないけれど彼女のために笑顔でさよならをした。

置いていかなきゃいけない恋を綺麗なまま終わろうとしたんだ
そうじゃなきゃ君の邪魔になるから僕から去るよ
弱さや痛みも強さに変えて歩いていこうと決めたんだ
溢れ出した涙心から君へありがとう

出典: https://twitter.com/GDGD_bot/status/726355524321566721

ズルズルと好きという未練を残して日々を過ごすくらいなら、笑顔でさよならを告げることが彼女のために自分ができる最後の優しさだと思った。

彼女との色々な思い出も彼女に対する好きという気持ちも全部忘れて立ち直ろうと決めた。

だけど彼女とのたくさんの思い出と好きという気持ち、一緒にいてくれてありがとうという気持ちから涙が溢れ出して止まらなかった。

別れてからしばらく経った頃

改札口でよく似た人を見た
ここにいるはずがないのに
胸が不思議と踊りだす
覚えてるんだね優しい日々を
あの人は全然悪くないのに
勝手に口とんがらす
ヘタクソな口笛をふく
あの頃を懐かしんでいるかのように

出典: https://twitter.com/toyalove0102/status/777887689571864578

離れてからしばらく経ったけどちょっと似てる人を見かけただけで驚きと嬉しさがこみ上げてくる。

その度に自分がまだ彼女への気持ちを断ち切れずに引きずっていることに気付かされる。

似ている人には「なんだよ。別人じゃん」とその人には全く罪はないのにちょっとした怒りを覚えたけど、その気持ちをごまかすように落ち着かせるように口笛を吹く。

その口笛はまるで彼女との思い出のメロディーのよう。

悩んで出した答えが正しいかなんて
まだわからないよ
素直に声聞いてたら
今度は戻れなくなっちゃうから
大切な日々に別れのキスを
それで強くなれる涙なら
明日笑ってこの手を振るよ二人の為に

出典: https://twitter.com/saki2191/status/666267791297634304

あの別れが本当に正しかったのだろうか、もっと他の道があったんじゃないかと悩む日々。

だけど彼女の声を聞いてしまうとまたその頃と同じくらいの好きという気持ちが蘇ってきてしまうから、大事な思い出は心の奥深くにしまっておこうと決める。

終わらせなきゃいけない恋を
傷つけないまま終おうとして
中途半端に優しい言葉で君を傷つけた
そんなの男らしくないって
自分でも解ってはいるけれど
突き飛ばした言葉が言えない 卑怯者ですね

出典: https://twitter.com/lovesong_lyri/status/938061974121959424

彼女と離れるとき、彼女を傷つけまいとしてした笑顔でのバイバイ。

それが逆に彼女にも未練を持たせてしまっていたことに気付き、カッコつけずに自分の本当の想いを彼女にぶつけるべきだったと後悔する。

自分の想いから逃げてしまっていたことが逆に彼女を傷つけてしまっていたこと、とても自分が情けなくてカッコ悪かったということ。

置いてかなきゃいけない恋を
綺麗なまま終わろうとしたんだ
そうじゃなきゃ君の邪魔になるから僕から去るよ
弱さや痛みも強さに変えて
歩いて行こうと決めたんだ
溢れだした涙心から
君へありがとう。

さよならさよなら
大切だって想えた人
さよならありがとう
僕が愛した人

出典: https://twitter.com/lovesong_lyri/status/938061974121959424

最後にはしっかり吹っ切れたのか、彼女の優しさ、彼女との思い出、彼女への想い全てとさよならを告げている。

きっと素晴らしい思い出になったことと、そしてその思い出とどうすることもできなかった悲しい別れがきっと彼を強くしてくれた。

失恋ソングだけど、成長も感じる深い歌詞

今回の山猿の「180°」はいかがでしたでしょうか?

悲しい別れと彼の後悔を感じる始まりですが、最後には明るい未来に進もうと一歩踏み出す勇気を感じる深い歌詞だと思います!

山猿の心地よい歌声とぜひぜひ一緒に合わせて読んでみるとより一層解釈を理解してもらえると思いますので、ぜひ「180°」を聞きながら読んでみてもらえると嬉しいです!

 

A post shared by 山猿 (@yamazaru222) on


無料で音楽聴き放題サービスに入会しよう!

今なら話題の音楽聴き放題サービスが無料で体験可能、ぜひ入会してみてね